アレグラFXよりやや眠気が出やすいですが、効果も少し上です。1日に1回の服用で済みます。公式サイト：アレジオン20

第二世代：アレグラ（フェキソフェナジン）、アレジオン（エピナスチン ..

第2世代の抗ヒスタミン薬は、もともと医療用医薬品として病院で処方されていましたが、現在は市販薬に転用されています（市販されているものとは成分の配合量や対象年齢が異なります）。これが、テレビなどでよく耳にする「スイッチOTC薬」です。

実際に、自分のアレルゲン（アレルギーの原因となるもの）が何かを分かっていて、特に他の病気の心配がない人は、ぜひ薬局で市販されているを活用してみてください。しかし、以下のような場合は医師の診察を受けてください。

第一世代の抗ヒスタミン薬で市販されているものにはプレコール持続性鼻炎カプセルLXやパブロン鼻炎錠S、第二世代には（医療用医薬品名：アレグラ）・アレジオン10（医療用医薬品：アレジオン）・ストナリニZ（医療用医薬品名：ジルテック）などがあります。

第一世代の抗ヒスタミン薬は即効性が期待できるので、すぐに症状を楽にしてくれます。ただし、アレグラ（フェキソフェナジン）やアレジオン（エピナスチン）に代表されるような第二世代の抗ヒスタミン薬より眠気や口渇、便秘の副作用が出やすいので注意しましょう。

眠気が出にくいことを優先するなら、第二世代の抗ヒスタミン薬を選びましょう。フェキソフェナジンやエピナスチン、セチリジンやロラタジンなどの成分が代表的です。

第一世代の抗ヒスタミン薬と比べると効果が劣るものが多いですが、眠気が出にくいため学校や仕事に影響を与えにくくなっています。

飲み薬だけではなかなか目のかゆみまでしっかりと取り除けません。目の症状もつらい方は、飲み薬と一緒に目薬も併用しましょう。

平成23年に抗ヒスタミン薬のアレジオンもスイッチOTCとして発売されましたが、処方薬としてのアレジオンは通常成人量では20mg/日のところ、OTCのアレジオンは成人量が10mg/日に減らされました。今回のアレグラFXは、処方薬と同じ用法用量での発売です。

多くの方が使用しているアレグラFXやアレジオン20は、アレルギー症状を止めるだけでなく、症状を引き起こす原因となる物質が放出されるのを抑える働きもあります。この働きがしっかりと効果を示すには少し時間がかかるため、花粉の飛散予測日もしくは軽い症状が出た時点で早めに服用を開始するのがおすすめです。

同時に使用してもとくに問題はありません。内服薬だけでは鼻づまりや目のかゆみを取り除けないこともあるため、症状がつらい方は併用が推奨されます。

今回は、同時服用に注意が必要な市販薬の組み合わせについて紹介します。併用に気をつけたいサプリメントや処方薬、食品などについても解説しているので参考にご覧ください...