コブラネタバレの映画レビュー・感想・評価一覧。映画レビュー全4件。評価3.5。みんなの映画を見た感想・評価を投稿。


ブレント・コリガン(ギャレット・クレイトン)は芸名だ。電話帳で見つけたその名前を使わせてもらっている、とスティーヴン(クリスチャン・スレーター)に説明した。本名はショーン、彼はスティーヴンの家でゲイポルノの撮影をしている。彼の家で夏の間過ごすブレントは一切の面倒を見てもらう代わりに、スティーヴンの作るゲイポルノに出演するのだ。彼はその世界では有名な人間だった。「コブラ」というゲイポルノサイトを運営し、通称「キングコブラ」と呼ばれていた。


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この解説記事には映画「キングコブラ」のネタバレが含まれます。あらすじを結末まで解説していますので映画鑑賞前の方は閲覧をご遠慮ください。

映画「キングコブラ」のあらすじをネタバレ解説。予告動画、キャスト紹介、感想、レビューを掲載。ストーリーのラストまで簡単に解説します。

0111 コモド VS キングコブラ | B級映画ジャケット美術館

「ベスト・キッド」のミヤギさんでお馴染みのパット・モリタ主演のモンスターパニック映画。

ある実験施設でバカが暴走し蛇が脱走。おまけに謎の物質が漏れだし蛇が超巨大化。キングコブラとガラガラヘビが合体…

キングコブラとガラガラヘビを融合させた新種の生物を生み出した研究者達。だが案の定逃げられ…

かなり出来の悪いモンスターパニック映画です😥

まずヘビの出番が少な過ぎる。
本当に一瞬しか姿が映りませ…

映画レビューを更新。ネタバレも含まれるので注意を。 脳内ミニシアター改 ..

ブラッド・ケイガン)
パット・モリタ (ニック・ハシモト)

* * *

蛇がハリボテ・・・、まるで生命感なし。おまけに死んだ振りまでするぞ!?

DNA操作で生れた巨大はキングコブラのハリボテが人々を襲うモンスター・パニック映画。
高校のこともが学芸会ようにつくったはりぼての気ぐるみがおちてるとおもったら、それがどうもこの映画では、生きているキングコブラで死んだ振りしてたらしい。蛇目線カメラもまるで直進するし・・、もうすこし蛇の動きを考えてカメラワークをつけたらどうなんだ??って思ってしまった。おまけにでっかい蛇がでてくるときも、まるだ誰かADさんがフレーム外で引っ張ってるように直進する。いまどきの映画でCGつかってない蛇なんてひさしぶりにみたよ。まるで『魔人ハンター・ミツルギ』のような特撮だ!

<あらすじ>
遺伝子学の権威であるアーウィン教授は、キングコブラとガラガラヘビのDNAを組み合わせ、最強のヘビを誕生させることに成功したが、研究所で事故が発生、そのキングコブラが姿をけす。それから二年後、これから町の運命をにぎるビール祭りが開催され、人々がその町に集まっているとき、そのコブラは再び姿をあらわす。町の有志は、蛇ハンターのニック・ハシモト(パット・モリタ)とともにキングコブラを捕獲しようと試みるが・・・。





「ロウ」を作ってさっさと死ねばよかったのに、と揶揄されたのはデヴィッド・ボウイだが、シルヴェスター・スタローンはいつ死ねばよかったのだろうか?

本作はまさしく、80年代という時代に抱かれ散った男たちのエクスタシーに達した映画である。

監督:ジョルジュ・P・コスマトス。言わずとしれた「ランボー怒りの脱出」の監督。
製作:キャノン・フィルムズ。言わずとしれた80年代のラウレンティス(言い過ぎ?)
主演:シルヴェスター・スタローン。言わずとしれた大傑作「ロッキー4」の監督、主演

80年代、彼らは輝いていた。

さすがに「ロウ」と一緒にするわけにはいかないが、サントラは「ロッキー3」から始めた安バンドの叩き売りが「ロッキー4」で爆発し、調子に乗ってより推し進めたMTV感覚のやっすいバンドを使ってのサントラ商法も今回もまずまずのデキ。

その頂点が、「オーバー・ザ・トップ」のサントラ、ということになるのだろう。

みんなはシルヴェスター・スタローンは「ロッキー」や「ランボー」の人って言うかもしれないけれど、オレはむしろ、「80年代は向かう所敵なしだった人」、という印象。ジョニー・デップなんて80年代のスライに比べるべくも無い。

そんな向かう所敵なしの彼が、「怒りの脱出」で大ヒットを飛ばした勢いで「ナイトホークス」でやった刑事役を再び演じた。
キャスト陣、そしてポスターの「crime is a disease meet the cure」からもこれはスタ版「ダーティ・ハリー」。
しかしそんなチンケなくくりで終わる映画ではなかった。

そのデキはまさしく80年代そのもののスタローンの味そのものが凝縮した映画となった。
「怒りの脱出」「ロッキー4」で培った、当時(あくまで当時)スタイリッシュな映像とマリオン・コブレッティの野暮い風貌のマッチング。
そして女房のとんでもないプロポーションを前面に打ち出した良く分からないロボットとの競演。
(スライ、うれしくて仕方なかったんだろうなあ。)
とにかく「男前に見える」シルヴェスター・スタローンがここにいる。
役作りも抜かりない。ちゃんとランボーよりしゃべるし、ロッキーより聞きづらくない。
コスマトスの演出もスタローンの思いに応えたかのように「怒りの脱出」以上。
ちゃっちゃと終わらせる上映時間。

彼らは時代の求める映画を彼らの持てる力で作り上げたのだ。
そのデキは間違いなく彼らの思いの通りの映画になっていたはずだ。間違いなくイケたはずだ。
続編が出来なかったのは、きっとブリジットのせいに違いない。

「オーバー・ザ・トップ」以降急激にアーノルドの「ゴリラ」「レッドブル」に押され、尻すぼみになったスタローン。
途中「コップランド」という佳作があったが、80年代の彼は確かに時代に抱かれに抱かれ、捨てられたのだ。

しかしそれでもオレは彼を追った。なつかしのAV女優のように。
そして「ロッキー・ザ・ファイナル」「ランボー最後の戦場」を境に、彼は鼻息荒く「エクスペンダブルズ」を作った。
デキは全くの駄作だが、オレはそれでも更なる駄作の可能性も感じさせる「エクスペンダブルズ2」ですら期待している。

時代に抱かれた男がいまや時代に抱かれた男たちと時代を抱こうとしている。
3Dの猛攻にあったり、やっぱりツマンネ、という結果になってもこっちは承知の上だ。

オレたちはまだまだスタローンを死なせない。

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