【陸上自衛隊】眼前に着陸するAH-1S(コブラ)対戦車ヘリコプター


AH-1Sコブラ 陸上自衛隊 東部方面航空隊 第4対戦車ヘリコプター飛行隊 木更津駐屯地 JG-3459 1/144 [AV440021]


【楽天市場】 陸上自衛隊グッズ > 装備別 > AH-1S コブラ

陸上自衛隊のヘリコプターのひとつに「コブラ」という名前のヘリコプターがあります。ここでは、陸上自衛隊のヘリコプターの「コブラ」について説明します。

陸上自衛隊のヘリコプターであるコブラは用途として攻撃ヘリコプターに分類されます。コブラは主に対戦車用の応戦を行なうヘリコプターのひとつです。アメリカのベル社が汎用ヘリの傑作機であるUH-1をベースに1965年に開発し、アメリカ陸軍が採用したものが対戦車ヘリコプター「コブラ」です。コブラと言う名前の由来は、低空で飛行する様子がヘビのコブラの姿に似ているからそう名付けられています。

自衛隊グッズ Avioni-X 1/144 AH-1S コブラ 陸上自衛隊 第4対戦車ヘリ隊

AH-1Sコブラ 陸上自衛隊 北部方面航空隊 第1対戦車ヘリコプター飛行隊 冬季迷彩 帯広駐屯地 JG-3435 1/144 [AV440022]

攻撃ヘリコプターの定義は、主に機関砲やロケット弾・対戦車ミサイルなどの対地攻撃兵器を装備する機体を指します。敵陣営に対して攻撃能力を有するヘリコプターを攻撃ヘリコプターと呼び、輸送用ヘリコプターに武装を施すなど、改良によって攻撃能力を取得したヘリは武装ヘリコプターと呼ばれます。

陸上自衛隊 コブラ AH-1S ヘリ Avioni-X ダイキャスト モデル 模型

AH-1Sコブラは、陸上自衛隊に1982年から調達・配備を始めた対戦車ヘリコプターです。実際には「S型」ではなく近代化改修が施された「F型」に近い仕様になっています。アメリカ軍で運用されているAH-1FAH-1SステップⅢと呼ばれている機体に近くなっています。

機体構造として、操縦席は前後に段差をつけて設置されたタンデム式。後席に操縦手(パイロット)、前席に射撃手(ガンナー)が搭乗します。前席のガンナーは副操縦手も兼ねており後席のパイロットが操縦ができなくなっても対処できます。
この操縦席の配置は後に開発される攻撃ヘリコプターのスタンダードになっていて、陸上自衛隊に配備されている純国産のも同じ配置となっています。

令和6年度版防衛白書が公開され、そのなかで陸上自衛隊のAH-1S対戦車ヘリコプターの保有機数が40機にまで減少していることが明らかに。

陸上自衛隊に導入されているAH-1Sコブラはアメリカで開発された購入試験機の2機以外は、富士重工によってライセンス生産された国産機です。

陸上自衛隊でのAH-1Sコブラの運用として、各方面隊の第1~第5対戦車ヘリコプター隊や航空学校に配備。1995年までに90機を導入しましたが旧式化により配備機数も減少してきています。
が後継機として配備をはじめましたが、13機で調達終了となり新たな後継機種の選定が急がれます。