デキサメタゾン口腔用軟膏0.1%「日医工」の詳細情報です。基本情報,効能・効果,用法・用量等の情報をご提供しています。


副作用として、口腔の感染症、過敏症状〔皮膚の刺激症状(ヒリヒリ感)、発疹〕などが報告されています。このような症状に気づいたら、担当の医師または薬剤師に相談してください。


感覚器系・歯科用薬 > 歯科・口腔用薬 > 口内炎等治療薬 · デキサメタゾン口腔用軟膏0.1%「日医工」, デキサメタゾン

17.1有効性及び安全性に関する試験
難治性口内炎及び舌炎を有する患者86例に、本剤を1日数回患部に塗布した結果、有効以上は66例(有効率76.7%)であった。

デキサメタゾンを主成分とする合成副腎皮質ステロイド剤で、抗炎症作用から口内炎の痛みを改善する作用があります。通常、粘膜の表面がただれて出来るびらんや、潰瘍を伴う難治性口内炎や舌炎の治療に用いられます。

の結果、外観及び含量等は規格の範囲内であり、デキサメタゾン口腔用軟膏 0.1%

17.3その他
17.3.1口腔粘膜疾患に対する市販後臨床使用効果
アフタ性口内炎、舌炎、扁平苔癬、歯肉炎、口角炎、褥瘡性口内炎、壊疽性口内炎を有する患者34例に対し、本剤を1日4回塗布したとき、有効以上(著効・有効)は14例(有効率41.2%)であった。副作用は認められなかった。
17.3.2小児のアフタ性口内炎に対する市販後臨床使用効果
アフタ性口内炎を有する小児患者29例に対し、本剤を1日4~5回塗布したとき、有効以上(著効・有効)は20例(有効率69.0%)であった。副作用は認められなかった。

(禁忌)
本剤に対し過敏症の既往歴のある患者。
(特定の背景を有する患者に関する注意)
(合併症・既往歴等のある患者)
9.1.1.口腔内感染を伴う患者:治療上やむを得ないと判断される場合を除き使用しないが、やむを得ず使用する場合には、あらかじめ適切な抗菌剤、抗真菌剤による治療を行うか、又はこれらとの併用を考慮すること(感染症の増悪を招くおそれがある)。
(妊婦)
妊婦又は妊娠している可能性のある女性には、治療上の有益性が危険性を上回ると判断される場合にのみ投与すること。
(授乳婦)
治療上の有益性及び母乳栄養の有益性を考慮し、授乳の継続又は中止を検討すること(本剤のヒト母乳中への移行の有無は不明である)。
(小児等)
長期連用により発育障害をきたすおそれがある。
(適用上の注意)
14.1.薬剤交付時の注意
14.1.1.使用時:使用後はしばらく飲食を避けさせること。
14.1.2.適用部位:眼科用として使用しないこと。
(取扱い上の注意)
20.1.使用時の注意
20.1.1.チューブの口に水分が付着しないようにすること。乾いた指などで軟膏をとり、患部に塗布すること。
20.1.2.チューブの口を患部に当てて塗布しないこと。
20.2.使用後の注意
キャップをしっかり閉め、室温で保管すること(チューブの口に水分が付着したり、キャップのゆるみにより油分が流出すると、軟膏が凝固して出なくなるおそれがある)。
(保管上の注意)
室温保存。

デキサメタゾン口腔用軟膏0.1%「NK」の詳細情報です。基本情報,効能・効果,用法・用量等の情報をご提供しています。

(禁忌)
本剤に対し過敏症の既往歴のある患者。
(特定の背景を有する患者に関する注意)
(合併症・既往歴等のある患者)
9.1.1.口腔内感染を伴う患者:治療上やむを得ないと判断される場合を除き使用しないが、やむを得ず使用する場合には、あらかじめ適切な抗菌剤、抗真菌剤による治療を行うか、又はこれらとの併用を考慮すること(感染症の増悪を招くおそれがある)。
(妊婦)
妊婦又は妊娠している可能性のある女性には治療上の有益性が危険性を上回ると判断される場合にのみ投与すること。
(授乳婦)
治療上の有益性及び母乳栄養の有益性を考慮し、授乳の継続又は中止を検討すること(本剤のヒト母乳中への移行の有無は不明である)。
(小児等)
長期連用により発育障害をきたすおそれがある。
(適用上の注意)
14.1.薬剤交付時の注意
14.1.1.使用時:使用後はしばらく飲食を避けさせること。
14.1.2.適用部位:眼科用として使用しないこと。
(取扱い上の注意)
使用後はチューブの口及びその周辺に付着した軟膏をふきとった後、キャップを締めて保存すること。
(保管上の注意)
室温保存。

デキサメタゾン口腔用軟膏0.1%「日医工」の効果・効能・副作用