SF映画「バーバレラ」がリメイクされる!? ジェーン・フォンダが懸念


僕も予告編だけしか観たことないんだけど、ちょっとDVD買いたいなぁと少し触手が動いているところ(この文脈で使うとマズイ意味に思えてくるな)。コッポラ長男のセンスの良さは出ていたけれども、変な映画だったようだ。

そう考えていくと、
が子供の頃、原案を考えたというプロモを信じて見に行ったら、や、、とかの、ボディラインが直接出る素敵SFヒロインは、大枠に置いて「バーバレラ」影響下に置かれたと言ってもいいのかもしれない。
もちろん、その影響力は日本にも及んでいて、

『COBRA』最大のヒロインである、ロイヤル三姉妹の一人で連邦捜査官《ジェーン》は、多分、本作ののオマージュだろうしね。
また『バーバレラ』はの衣装が多彩なのも楽しいところ。なんかこの記事書いているときに目にしたブログに書いてあったのだが、

と表現されていた。なんというか、まさにその通りなのである。この感覚は学生時代に11PMを見ていた男子じゃないと分からないだろうけれど(笑)。
それとアメリカ版のの項目を見ると年代別に細かく『バーバレラ』のフォロアーが書いてあって面白い。


のコミック『』の一話、『テレビの国の美幸ちゃん』は、『バーバレラ』の深夜放映を寝ちゃって見逃していた主人公の美幸ちゃんが、TVの中のセクシャルSF世界に迷いこんでレズられるという話らしい。
まんまやん。
まぁこの漫画は、そーゆーが大好きなを楽しむのが肝なんだけど。

さて、こんな風に製作者や出演者の意図をはるかに超える範囲で、セクシャルB級SF映画としてカルト化してしまった『バーバレラ』だけれども、主演の自身は、当時の夫が監督でありながら、どうにも自分の経歴から消したい映画だったようだ。
一説には本人嫌がったんだけど、契約上やらされたという話もあるけど、何人も愛人を作って母親を自殺に追い込んだ父ヘンリー・フォンだとの確執から、へとのめり込んでいくジェーンの生き様を見ると、こんな性的メタファーに満ちた映画なんてキャリアから抹消したくなるのもむべなる哉と思う。


ましてやそれがセクシャルSFヒロインとしてアイコン化されて、粘着気質のファンにストーキングされたらねぇ……。
少なくとも描写の過激さにおいて、=や=、=どころの比じゃないわけだし。
けれども傑出したアイドル映画がすべてそうであるように、とが合致した瞬間が、この映画には明らかにあって、だからこそ未だなおファンが多いのもうなずける奇跡的な映画になっている訳だ。
で、そこで面白いのが、そんな俗っぽさの極みたいな本作が、なぜか

『バーバレラ』のリメイク権をが持っていて、主演でそれを撮ろうとしていたんだよ?
さて、というと今では何を連想されるのだろう? 僕の世代だとなんといっても『ET』と『炎の少女チャーリー(原題:』)の二つの映画が印象的だった。
三代続くバリモア家という芸能一家に生まれたため、デビューは早かったドリューだけれども、天才子役にありがちな10代そこそこでアルコールとドラッグというピットフォールにハマり、無茶苦茶な青春時代を送ることになった。ところがそれから復帰すると、まるで送れなかった青春時代を取り戻すように、をメタ的に捉えるような役を次々とこなすようになる。
それは自身が製作に入った作品に顕著で、とか、などは、色んな意味で現代的に痛すぎて評判になった。


スペースコブラで寺沢武一が、ロイヤル三姉妹ジェーンのモデルにしたという映画「バーバレラ」の主演女優ジェーン・フォンダ。

主役を演じたが、初恋のバンドマンと初体験するシーンは、夜のプール(!)で、二人が泳ぎながら服を脱いでいくシーンがすごく綺麗で、監督としての才能に本当に驚かされた。ストーリーは本当に王道なんだけれども、それを初監督作品でちゃんと撮ることができたことは、いくら評価してもしたりないと思う。
そんなが、同じく天才的な歌手&俳優としてに上り詰めながらも、ハチャメチャな私生活で、いまやとしての方が有名になったで、『バーバレラ』を撮りたかったらしいというのだから、話は複雑になってくる。
ちなみにだろうから写真貼っておくとこんな感じ。


いやだれもここで『』を思い出せなんて言ってないからね。
(『』主演のも、『ハードキャリー』『JUNO-ジュノ』とか演じてきたキャラクターキャリアを見ると色々と考えさせられるのだけれどもまぁそれはまた次の機会に)
で、現在、実際に再映画化を推進しているのが、。主演は自分のの相手である!
今回、を読んで

とか思っていたのだけれども、相手がじゃしょうがない。


日本だとTVドラマ『〜魔女3姉妹〜』で有名なだけれども、両親がファミリー・インターナショナルという、をとるだったため、。なんだそりゃ!
ちなみにさんの本を読めば分かりますが、『〜魔女3姉妹〜』には、天才子役で『』で人気になりながら、プロデューサーを批判して干されてたーという魔女も出ています。
『バーバレラ』のリメイクに、、、が関わってくるというだけで、正直、お腹いっぱいになっているんだけど、こんな風にB級カルト映画が、しているのをみると、本当に不思議であると同時に、ちょっと複雑な気持ちになってくる。
ちなみにもし日本で『バーバレラ』をリメイクするのであるなら、




作者の寺沢武一は 主人公のコブラを描くに際して
フランス人俳優の ジャン=ポール・ベルモンドをイメージしたのではないかなぁ・・・
と 感じています

そう言ったところで 若い人には ピンとこないでしょうけどねぇ・・・
昔 「 ボルサリーノ 」 という映画があって・・・ (苦笑)





フランスでは アラン・ドロンより ジャン=ポール・ベルモンドの方が人気が高かったんです

寺沢武一の漫画 「 COBRA 」 は 夫が全巻持っていて 私も意外と好きです

上記中央の画像は にリンクしています


スター・ウォーズと 似た感じの部分が 少しあるのですが
私は 「 COBRA 」 の方が 面白くて 好きです




ウィキペディアの中に 下記の記載がありました ( 以下、抜粋文 )

登場する女性キャラクターは 肉感的かつセクシーな衣装を着ている者が多い
こうした衣装のモデルなどについて 原作者の寺沢は
小学校の時に見たB級SF映画 『 バーバレラ 』 のファッションが
斬新かつ印象的だったことを語っている
なお この映画に登場するバーバレラ役のジェーン・フォンダは
ロイヤル三姉妹の長女のジェーン・ロイヤルのモデルでもある



映画 「 バーバレラ 」 の ジェーン・フォンダ・・・
これも古い映画ですよねぇ・・・


財宝の隠し場所の地図を背中に刺青された ロイヤル三姉妹
夫が 持っています (笑)




個人的に好きなエピソードは コレ 「 神の瞳 」 です



ちょっと 切ないんですけどね・・・


寺沢武一の 「 COBRA 」 って なかなかの名作だと思います

上記中央の画像は にリンクしています
↑ ↑
映画 「 ボルサリーノ 」 で 1人の女を巡って
アラン・ドロン と ジャン=ポール・ベルモンド が殴り合うシーン
そして・・・ ギャング2人が 友になるシーン
懐かしいですね (微笑)

寺沢武一先生の原点の一つが、ロジェ・バディムの「バーバレラ」だからなあ。。 ..

せっかく、

という稀有な美貌の持ち主なんだから、ここで一発、「バーバレラ」日本リメイクに出て、を卒業するというのが美しいキャリアアップだと思う。

スペースコブラで寺沢武一が、ロイヤル三姉妹ジェーンのモデルにしたという映画「バーバレラ」の主演女優ジェーン・フォンダ。

(『バーバレラ』(*2)辺りのイメージか?) □キャサリン(キャシー)・ロイヤル

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