陸上自衛隊では2000年までに累計92機を受領しており、後期生産の74号機以降はC-NITE(コブラ ..
YF-17「コブラ」はアメリカ空軍が打ち出したLWF(軽量戦闘機)計画に則って開発された機体でした。この計画は、後にACF(空戦戦闘機)計画へと変わり、YF-17はジェネラル・ダイナミクス社(現ロッキード・マーチン社)のYF-16とともに競争試作に供されます。その結果、空軍が選んだのはYF-16の方。この機体は後にF-16「ファイティングファルコン」として世界的ベストセラー戦闘機へと成長していきました。
ボーイング、F/A-18 スーパーホーネットの生産を2025年に終了へ
この機体は、アメリカのマクダネル・ダグラス(現ボーイング)が開発しましたが、実はノースロップ社が開発したYF-17「コブラ」という戦闘機が原点になります。また、いまでこそF/A-18はアメリカ海軍機というイメージが付くようになりましたが、原型のYF-17はアメリカ空軍向けに作られた陸上機だったのです。
こうしてYF-17は空軍機としては不採用となりますが、「捨てる神あれば拾う神あり」で、なんと海軍が艦載機として興味を持ちます。海軍は同時期に次世代の戦闘攻撃機開発を目指すNACF(海軍航空戦闘機)計画を進めており、空軍のACF計画の候補機から採用することにしたのです。そして、YF-16とYF-17を比較した結果、艦載機としてはYF-17が採用されることになりました。YF-17が選ばれた理由のひとつは、単発のYF-16に対して、YF-17が双発エンジンで信頼性が高いことが大きかったからだとも言われています。
F/A-18 スーパーホーネット、EA-18G グラウラー 2機セットの
初飛行から40年以上が経ち、後継機であるF/A-18E/F「スーパーホーネット」が開発されたこともあって、現在は退役が進んでその数を減らしています。なお、一番のユーザーであったアメリカ海軍の空母からは2018年を最後に姿を消し、現在は一部の支援部隊でのみの運用となっていることから、「NAVY」と機体に入ったF/A-18「ホーネット」が現役で空を飛ぶのもあと少しなのかもしれません。
1978(昭和53)年11月18日、アメリカ製の艦上戦闘機F/A-18「ホーネット」が初飛行しました。双発エンジンと、外側に傾斜した2つの垂直尾翼を備えているのが特徴のこの機体は、長らくアメリカ海軍や同海兵隊の主力戦闘機として重用されています。
F/A-18の原型はノースロップ社が1960年代から輸出用戦闘機として開発していたP530コブラである。
嘉手納基地に戦闘機など先月から多数の外来機が飛来し、周辺での騒音被害の増大などが懸念されています。
ミサイルの発射を繰り返す北朝鮮を監視するためと見られる、黒い右主翼が特徴的な弾道ミサイル観測機RC135S・コブラボール(ネブラスカ州オファット空軍基地所属)が度々飛来。
先月にはアメリカ海軍の原子力空母「ロナルド・レーガン」の艦載機であるFA-18戦闘攻撃機15機とC-2輸送機が2機の合わせて17機が飛来しています。FA-18が立て続けに8機離陸するなどしています。
空母の艦載機が一度にこれだけ飛来するのは極めて異例です。
またハワイ・ヒッカム空軍基地からとみられるF-22も飛来。
ミサイル発射を繰り返す北朝鮮や台湾海峡をめぐる中国などを意識して沖縄近海での訓練が激しくなっているものとみられます。