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「鼻汁好酸球検査」は、風邪の初期症状とアレルギー性鼻炎の症状を見分ける検査です。スライドガラスに鼻水をとり、試薬を加えて好酸球の数値を調べます。好酸球の数値が増加しているとアレルギー性鼻炎と診断されます。
ウイルスの感染によって発症する風邪の症状にはお使いいただけません。かぜ薬または急性鼻炎(鼻かぜ)用の薬を使ってください。
風邪の過去記事でお話しした通り、ウイルス感染は日にち薬が基本です。その回復を手助けし、症状を緩和する方法として漢方という手もあります。症状に合わせた西洋医学の投薬に加えて、漢方を使用することでより症状を緩和する方法をおすすめすることもあります。
特に好酸球性副鼻腔炎の人で、手術後の人は、鼻洗浄がオススメです。鼻洗浄をしたほうが、再発が防げ、現状を維持できることがわかっています。今は、簡単な鼻洗浄器がインターネットでも購入できます。鼻洗浄は、何の副作用もなく、風邪予防や花粉症対策にもなるので、好酸球性副鼻腔炎でない人や、まだ副鼻腔炎にかかっていない人も、試してみてください。
疲れやストレス、アレルギーがあると風邪をひきやすくなります。風邪症状は2-14日 ..
風邪をひいているときにお酒を控えるのはもちろんですが、これは鼻づまりの症状を悪化させないためにも大切です。お酒を飲むと血行が良くなるため、鼻がつまっているときは、よけいにつまりやすくなってしまうのです。鼻づまり感があるときは、お酒は控えるようにしましょう。
副鼻腔炎を予防するには、まず風邪を引かないようにすることが大切です。ふだんからバランスの取れた食事と、規則正しい生活を心がけましょう。 もしひいてしまったら無理をせず、十分な休養と睡眠を取り、治療に専念してください。副鼻腔炎にかかり、病院に来る人の多くは、「忙しくて風邪をひいても休めなかった」という人です。風邪をひいたら、まずこれをしっかり治し、副鼻腔炎に移行しないようにすることが大切です。
愛育こどもクリニックでは「かぜ」と診断した場合、あまり積極的に薬を出しません。 有用であるというエビデンスがあまりにも乏しいからです。
風邪の症状との区別が難しいかもしれませんが、鼻水の状態や痛みの有無・部位に留意し、少しでも気になる症状があったら、できるだけ早めに医療機関を受診しましょう。 まずは副鼻腔炎にならないよう、また、なってしまったら悪化させないよう、以下のポイントに気をつけてください。
副鼻腔炎は、風邪をこじらせて発症するケースが大半ですが、虫歯や歯周病から起こることもあります。 これは、歯の根元にあたる歯根が、副鼻腔の一つである上顎洞のすぐ近くまで到達しているためです。なかには、上顎洞の中にまで歯根が突き出している人もいます。 そのため、上側にできた虫歯や歯周病を放置していると、その炎症が上顎洞にまで伝わり、「歯性上顎洞炎」という副鼻腔炎を発症することがあるのです。また、ときどき、インプラントによって発症することもあります。 その場合には、歯科と耳鼻咽喉科を受診し、歯根治療やインプラントの除去、それが難しい場合は上顎洞の手術を行なうことになります。
ですのでアレロック(ジェネリックだとオロパタジン)が効かなくてアレグラ ..
感染による急性鼻炎:風邪をひいたときに出る鼻水
アレルギー性鼻炎:花粉症などのアレルギーが関与する鼻水
血管運動性鼻炎:主に温度の変化が引き金となりやすい鼻水
好酸球増多性鼻炎 鼻水に好酸球という免疫細胞がかなり増加している疾患
職業上の刺激物による鼻過敏症:物理的、化学的な刺激により鼻炎が起きたもの
近年、慢性副鼻腔炎は全般で見れば、抗菌薬の開発などにより、かなり減ってきました。一方、治療や手術をしても再発を繰り返す難治性の慢性副鼻腔炎「好酸球性副鼻腔炎」が、いま増加傾向にあるのです。平成27年には、厚労省から難病に指定されました。 好酸球とは、血液中の白血球の一つで、アレルギー反応と関連するものですが、これが過剰に活性化することが一因と考えられています。アレルギー体質の人に起こり、のりのような粘着性の鼻水や鼻茸が見られることも多く、鼻づまり感に悩まされたり、嗅覚障害を起こしたりしやすいという特徴があります。 アレルギーと聞くと、花粉症などとの関連を想像するかもしれませんが、現在のところ、花粉症との関連は指摘されていません。はっきりしているのは、ぜんそくとの関連性です。かつて、ぜんそくの治療はステロイドの内服が一般的でしたが、副作用が強く、ステロイドの吸入へと変わっていきました。これと時を同じくして増えてきたのが、好酸球性副鼻腔炎なのです。吸入では、薬はのどのほうにはいくものの、鼻のほうにはいかないため、ステロイドの内服で抑えられていた鼻の症状が、好酸球性副鼻腔炎という形で現れたものと考えられています。 好酸球性副鼻腔炎は、通常の慢性副鼻腔炎で処方される薬では効かないため、ステロイドを内服するしかなく、それでも治らない場合は手術となります。そのため、大学病院では副鼻腔炎の手術のうち、3分の2程度は好酸球性副鼻腔炎が占めているのが現状です。
アレグラが花粉症に効かない理由は? · 効果の感じ方には個人差がある · 花粉症が重症化している · 用法・用量を守っていない.
こどもは大人よりも風邪をひきやすく、さまざまなウイルス感染を繰り返す特徴があります。風邪と呼ばれるウイルス感染でも、アレルギー性鼻炎と同じように鼻水やくしゃみが出ることも多々あり、保育園、幼稚園、学校など集団生活をすることで、これらの症状を繰り返すのも、こどもの特徴です。
かぜの一種でくしゃみ、鼻みず、鼻づまりといった鼻の症状だけ ..
風邪をひいたとき、なかなか治らず、鼻水がだんだん濁ってドロドロになってきたという経験はありませんか? 実はそれは風邪でなく「副鼻腔炎(ふくびくうえん)」を併発しているおそれもあるのです。ちなみに、副鼻腔炎はよく「蓄膿症」とも言われます。しかしこれは俗称で、正式な病名は副鼻腔炎です。 風邪の主な原因はウイルスですが、咳や発熱といった風邪の症状により体力を奪われると、風邪のウイルスとは別に、細菌による二次感染を起こしてしまうことがあります。この細菌が副鼻腔の中で炎症を起こしたものが、副鼻腔炎なのです。
つまり、アレルギー性鼻炎や鼻かぜの改善には、胃腸に負担をかけないことが大切といえるわけです。
もちろん、「鼻汁がダラダラ垂れて辛い、仕事にならない、日常生活に差し支える」といった方にはご相談のうえで漢方薬を処方しています。その時に一番よく使うのが葛根湯加川芎辛夷という薬です。麻黄(西洋薬で言うところのエフェドリン)が含有されており風邪のひき始めの水様性鼻汁に著効することがあります。
風邪と言われたけど服用していた薬が効かず、扁桃炎や副鼻腔炎になることも多く ..
判断に迷いながらも風邪の鼻汁を疑った場合、成人も子供もなるべく薬は処方せず鼻汁吸引か鼻をよくかむことをお勧めさせて頂いています。
くしゃみや鼻水など鼻炎の症状があっても、その原因が感染でもアレルギーでもない場合、非アレルギー性鼻炎と言います。 ..
耳鼻科を受診する前に内科や小児科へかかった患者さんが風邪の鼻汁なのにアレルギーの薬が処方されていることが多々あります。耳鼻科医ではないとは言え、医者でさえ見分けがつきにくいくらいですから医療従事者でなければなおのこと区別しようがないと思います。
そのため風邪やアレルギー性鼻炎などと間違えやすいのですが ..
つまり、風邪によって鼻水やくしゃみが出ていて、それが長く繰り返されているため、まるで長く症状が続いているように見えることがあるのです。