イソトレチノインの効果は高いので、ニキビでお悩みの人にはぜひおすすめです。
通常1日1錠でイソトレチノイン(アクネトレント)を内服します。
体格の大きい男性やにきびの治りが悪い場合には増量を行い調整します。早い方で4~12週間から効果が見られ始めます。 イソトレチノインの内服を4~6ヶ月間継続し、またさらに2~3ヶ月継続することでやめてもよりにきびが再発しにくくなります。
イソトレチノイン治療を始めるには、まずクリニックを探し、予約を取りましょう。
ただし、その強力な効果には副作用がともないます。特に皮膚や粘膜に現れる乾燥や刺激症状は、日常生活で気になる問題となりがちです。ですが、適切なケアや工夫を取り入れることで、こうした不安を軽減し、治療を続けやすくすることができます。ここでは、読者の不安に寄り添いながら、症状の特徴や対処法をわかりやすく解説し、前向きな気持ちで治療を進めるためのヒントをお伝えします。
イソトレチノインは皮脂を抑えるため肌が乾燥しやすくなります。特に乾燥の時期は保湿剤のスキンケアが必要になります。またイソトレチノインは催奇形性(胎児への影響)があります。妊娠中、妊活・妊娠予定、服用前に妊娠の可能性のある方中は服用できません。イソトレチノインはやめれば身体から排出されていきますが女性は服用前1ヶ月~終了後3ヶ月間は避妊が必要になります。 男性は、服用中及び中止後1ヶ月間内は避妊が必要になります。服用期間中は献血ができません。
18歳以上からの服用になります。(12歳以下は服用できません。13~17歳は骨の成長に影響を与える可能性があるため基本的に服用を控えます。)
血液中の脂質・腎機能・肝機能の確認のため、定期的な血液検査が必要になります。
副作用として、乾燥(口唇)、ドライスキン、ドライアイ、夜盲、抑うつ等があります。唇や鼻の乾燥がよく見られ、イソトレチノインの服用量が多いほど起こりやすい傾向があります。
食事面では、することが、唇の乾燥を和らげるサポートとなります。
イソトレチノインは、内服の積算量が120mg/kg以上になると再発予防につながると考えられています。
④ニキビがあるせいで精神的に参ってしまい、仕事に行けない・学校に行けない・友達に会えない、という精神状態になっている
こういう方はいち早くニキビを治すことが優先されるため、イソトレチノインが適用です。
イソトレチノインは様々な注意点があり、また効果も個人差があります。
渋谷駅前おおしま皮膚科では、イソトレチノインとして「アクネトレント」を輸入しております。
⑤体にニキビがたくさんある方
薬を体のニキビ全部に付ける、というのは労力的にほぼ不可能です。(手が届かない場所もありますよね)その場合も、早めにイソトレチノインを飲むべきというのが世界的な潮流です。
イソトレチノインの効果を高めるため、保湿ケアを徹底しましょう。
イソトレチノインはビタミンA誘導体「レチノイド」を主成分とした飲み薬です。皮脂の分泌や毛穴のつまり、炎症を抑える効果があることがわかっており、アメリカでは重度のニキビ治療に使われています。
イソトレチノイン内服によりニキビが落ち着くまでにかかる期間は平均3〜6ヶ月ほどですが、重症度や個人差によって異なります。
当院ではニキビ治療については内服を最低でも6ヶ月(〜8ヶ月間)続けることをおすすめしております。
*ニキビ改善後に再発抑制を目指す場合は長期の内服が必要となります。
イソトレチノインの効果と当院のニキビ治療の流れについて解説します。
イソトレチノインを飲み始めてから効果を感じるタイミングは、飲む量によってさまざまな報告があります。
ニキビ治療にイソトレチノインを使ってみたいと考えている方は、参考にしてください。
1日20mgの内服で効果がみられることが多いですが、治りが悪い場合や早めの改善を希望される場合には1日30〜40mgに増量します。
イソトレチノインの内服によって生じる乾燥症状が強い場合、20mgカプセルを2日に1回の内服に減量することもあります。
イソトレチノインは脂溶性で食後に内服することで吸収されますので食後(食直後)に内服してください。
イソトレチノインはこのようなニキビに悩む方におすすめの治療薬です。
・催奇形性(胎児への影響)
*女性は必ず避妊する必要があります
- 内服中ならびに、内服終了後1ヶ月間 *妊娠の可能性が少しでもある方は使用できません。
・皮膚の乾燥(特に唇の荒れ、肌のかさつき)、敏感肌
・眼症状 (ドライアイ、眼瞼炎、結膜炎、視力障害)
・鼻出血 (鼻粘膜の乾燥)
・肝酵素や脂質(中性脂肪、コレステロール)値の上昇
・頭痛
・関節痛・筋肉痛・骨痛
・光線過敏
・脱毛
・うつ症状の悪化(*イソトレチノインとの因果関係は不明)
・消化器症状(吐き気、下痢、嘔吐)
・息切れ、胸の圧迫感、過度の発汗
・高用量で用いた際に身長の伸びが止まる可能性があります
・発疹、湿疹、薬疹など
おおしま皮膚科でのイソトレチノインを使用したニキビ治療の流れです。
服用後にニキビが再発する可能性はあります。そのため、再発リスクが少なくなる量をしっかり服用することが重要です。イソトレチノインの最大の特徴は、飲んで数ヶ月してニキビがよくなった場合、 飲むのをやめてもニキビができにくい状態が続く場合が多いことです。 肌質そのものを改善させる効果が期待できます。
美容皮膚科医師がニキビ治療にイソトレチノインを飲んでみた体験談
この治療で使用されるイソトレチノインは日本国内では医薬品医療機器等法上の承認を得ていない未承認医薬品です。 当院で使用しているイソトレチノインは、医師が個人輸入を行っています。国内において承認されているイソトレチノイン内服薬はありません。 アメリカ、カナダ、オーストラリアにおいて重症結節性ざ瘡/炎症性ざ瘡治療で承認されています。
飲むニキビ薬「イソトレチノイン」は怖い?副作用や服用時の注意点
イソトレチノインの効果を実感するタイミングは人それぞれで異なります。
早い人だと1か月、遅い人でも4か月ほど服用を継続すると、効果を実感しやすくなります。
ただし治療を終了するタイミングには個人差があります。
イソトレチノイン(アクネトレント)処方によるにきび治療を行っています。皮膚 ..
ある研究ではプラセボ(偽薬)との比較試験を4ヶ月間行ったところ、イソトレチノインのニキビへの有効性が確認できました。
粘膜と皮膚への乾燥症状口唇炎(100%)、結膜炎、顔の皮膚炎; 筋肉痛、関節痛、頭痛
イソトレチノイン(商品名:ロアキュタン)は、ビタミンA誘導体を含む内服薬です。
ニキビの原因である、皮脂の過剰な産生を軽減させる作用と、毛穴のつまりを防ぐことで炎症を抑える作用を持つ、重症なニキビに有効な内服薬です。
⚪︎ 粘膜や皮膚の乾燥・口唇炎、口角炎・ドライアイ・軽度の鼻出血・頭皮・顔・体・手などの乾燥・脱毛
②12歳以下の方
イソトレチノインは骨の成長障害を起こし、身長がしっかり伸びきらない可能性が指摘されているためです。さほど沢山の症例があるわけではないのですが、身長が伸び切ってから飲む方が安全だと考えられています。
12歳以下は絶対ダメ、13歳〜18 歳ぐらいは要相談、18歳以上だったら問題ない、と考えています。
イソトレチノインのニキビ治療はケーズ皮膚科・美容皮膚科。難治 ..
イソトレチノインの服用量や治療期間が増えるにつれ、皮膚や粘膜に関わる副作用が目立つことがあります。など、一見些細に思える症状も、日常生活での不快感や不安につながる場合があります。こうした不安に共感しつつ、対処法を知ることで、治療への自信と希望を取り戻すことができるでしょう。また、があり、思いがけず日焼けしてしまうケースもあります。特に3月から10月くらいはです。なお、
その他、皮膚や粘膜の乾燥症状(特に唇の乾燥)の頻度が高いことが知られています。
イソトレチノインは、皮脂腺からの皮脂の分泌を抑え、継続することで皮脂腺を小さくします。また角質による毛穴の詰まりを防いだり、赤みなどの炎症を抑える作用があります。
症例写真-2: イソトレチノイン(10mg) 2ヶ月間、(20mg) 2ヶ月間内服後の写真 [リスク・副作用] 肌、唇、眼の乾燥など
さらに、イソトレチノインは全身の皮脂腺活動を抑制します。その結果、こうした知識を得ることで、なぜ特定の部位がより乾燥しやすいのか理解しやすくなり、不安を軽減する一助となるでしょう。
イソトレチノインの副作用には乾燥や皮むけ、唇のひび割れ、脱毛、むくみなどがあり、使用開始から1~2週間で現れることが多いです。
治療後に再度ニキビが現れた場合も、受診いただきその他の治療を行うか、再度イソトレチノイン治療を行うか診察・相談の上決定しています。気になる症状が出た場合は気軽にご相談ください。
イソトレチノインとは、世界中で40年以上使用されるニキビ治療薬です。皮脂 ..
A.イソトレチノインは皮脂の分泌を強力に抑える効果があるため、肌が乾燥する場合があります。その際は、保湿効果のあるワセリンなどで頻繁に保湿を行うことをおすすめしています。
イソトレチノインは、ニキビを治療するための飲み薬です。ビタミン ..
イソトレチノインは、重症の尋常性ざ瘡(ニキビ)に非常に効果的な内服薬です。皮脂腺の活動を抑えることで、長年悩んできたニキビの改善が期待できます。その結果、以前は脂性肌で化粧崩れに悩んでいた方が、化粧崩れしにくくなったり、毛穴が整い「イチゴ鼻」が改善するなど、前向きな変化を感じる方も少なくありません。