健康保険適用の除菌治療で使用する薬剤はクラリスロマイシン(クラリス)と ..
ヘリコバクターピロリ菌は、胃がん発生に大きく関わっており、感染を調べる検査や、除菌治療でリスクを軽減できます。感染を認めた場合はなるべく早く除菌をすることをおすすめします。感染していたとしても除菌を行えば、胃がん、慢性胃炎などの発生リスクを抑えることができます。
◎いずれも投与期間は3日程度とし、症状の改善度や細菌培養検査結果により、
60歳男性.
7年前,糖尿病を指摘され,その際の腹部超音波検査では脂肪肝を認めた.HBs抗原(-),HCV抗体(-).以後,一般内科開業医で定期通院していた(月1回).今回,会社の検診で行った腹部超音波検査で肝腫瘍を指摘された.
胸腹部ダイナミックCT検査を施行すると,門脈左枝に腫瘍栓を伴う肝細胞がんであった(最大腫瘍径25 mm,腫瘍数3個,いずれも内側区域に存在).肺転移あり(最大腫瘍径10 mm,両肺に計10個).リンパ転移,腹水,肝性脳症とはない.PS 0.
血液検査:総ビリルビン0.5 mg/dL,AST 35 IU/L,ALT 42 IU/L,アルブミン3.8 g/dL,PT 82%,血小板9.0万/μL.ICG 15分値8.0%.AFP 18,000 ng/mL(基準<10).PIVKA-Ⅱ 350,000 mAU/mL(基準<40).肝細胞がんの指摘は初めてである.推奨される治療選択肢を1つ選べ.
胃液や胆汁酸など胃の内容物が食道内に逆流し粘膜障害や障害を引き起こす病気で症状を呈するものを胃食道逆流症(GERD)と言います。症状として、胃もたれ、みぞおちのいたみ、胃から呑酸が上がってくる症状のほか、嚥下時のつかえ感や声が嗄れるなどの症状もあります。脂っこいものや、香辛料や酸味のきいたものを食べると症状がひどくなります。
治療として、症状が軽い場合は、まず生活習慣の改善をおこないます。大食い早食いをやめ、胃酸が増える食後すぐに横にならないで寝る直前に食事しない、前屈姿勢を避けることで逆流症状を改善できます。また、禁煙やダイエットも症状を改善します。内服薬として、胃酸分泌抑制薬があります。胃カメラにより、食道粘膜の状況を確認します。
大腸炎 、 出血性大腸炎 、 重篤な大腸炎 、 腹痛 、 頻回の下痢 、 横紋筋 ..
治療としては、安静にし、塩分の多い食事やアルコール摂取を控える生活習慣を改善し、NSAIDsを服用していて中止が可能なら中止をし、ヘリコバクターピロリ感染があれば除菌をします。そのほか、胃酸分泌抑制薬、胃粘膜保護薬、胃の運動機能改善薬などがあり、症状や進行状態に合わせて服用します。胃潰瘍の中には治療経過中にがんが明らかになる場合があるので定期的な診察・検査を受けることをおすすめします。検査として胃カメラ検査があります。当院では負担の少ない経鼻内視鏡での検査を実施しております。
上部消化管症状の原因となるような胃・十二指腸潰瘍や逆流性食道炎、急性胃炎、胃がんなどを胃カメラで病気が認められないのにもかかわらず、胃・十二指腸に起因する心窩部痛や胃もたれなどの症状が慢性的におこる疾患です。健康診断を受けた人のうち11~17%、病院に受診した人のうち44~53%の割合でみとめます。日常生活に支障をきたすことから適切な症状のコントロールが必要になります。
原因はさまざまな因子が関与しますが、消化管運動異常、内臓知覚過敏、ストレスなどの心理社会的要因が考えられています。
治療は、規則正しい食生活や睡眠のリズム、適度な運動をしていただいたうえで、酸分泌抑制薬や消化管運動機能改善薬があります。ヘリコバクターピロリ関連ディスペプシアというものもありヘリコバクターピロリ感染を伴う場合は除菌後に症状が消失することもあります。漢方・抗不安薬・抗うつ薬で症状が改善する方もいます。適切な治療をすれば症状は改善しますので症状が強い方は我慢せずに早めに治療をしてゆきましょう。
去年から色々な感染症が流行っており、 我が子は高熱が出ると長引きやすくすぐケトーシスになるので、クラリス ..
原因不明の免疫異常症による慢性腸炎です。持続性反復性の慢性下痢・血便を認めます。
発症年齢は10歳代後半から30歳代に多く、25歳~29歳にピークが見られますが、50~60歳代での発症も珍しくありません。生命予後は健常者と差はありませんが、長期経過により炎症性発がんの機序による大腸がん合併のリスクがあるため、定期的な大腸内視鏡検査が必要です。この疾患が疑われる場合は、大腸内視鏡検査ができる医療機関へ紹介いたします。ご相談ください。
機能性ディスペプシアと並んで機能性消化管疾患の代表としてあげられます。根本の原因は不明で腸炎・大腸がんなどの疾患がなく消化管機能異常として慢性的な便通異常に腹痛を伴う病気です。分類として、便秘型、下痢型、混合型、分類不能型などがあげられます。
原因は完全に解明されておらず、症状の緩和が主体となります。治療として、機能性ディスペプシアと同様に規則正しい食生活や睡眠のリズム、適度な運動をしていただいたうえで、慢性的な腹痛を引き起こす原因となる食事がご自身でわかればそれをできるだけ避けるようにします。
大腸憩室炎について正しいのはどれか.
原因として、非ステロイド性抗炎症(NSAIDs)やヘリコバクターピロリ感染症などが挙げられます。軽い炎症の胃炎は、生活習慣の見直しを含む適切な治療でおさまりますが、きちんと治療を受けずに炎症が慢性的になると胃粘膜は修復力を失っていき、粘液自体も減っていきます。すると胃の粘膜は胃酸によって強い刺激を受けることになり、胃潰瘍につながる可能性があります。
高脂肪食はしばしば腹部膨満や下痢を誘発します。アルコールやカフェインも症状を悪化させるため控えます。豆類など不溶性食物繊維を多く含む食品は腸管ガスの原因になります。便秘の改善にはわかめ、昆布、こんにゃく、果物など水溶性食物繊維をおすすめします。治療薬としてポリカルボフィルカルシウムがあります。 ポリカルボフィルは,高い吸水性と保水性があるため,吸水に伴い膨潤・ゲル化します。そのため、下痢時には,ポリカルボフィルが増加した水分を吸水してゲル化することにより便の性状の改善をさせ,消化管の通過時間を遅延させて排便回数を減少させます。一方,便秘時にはポリカルボフィルが消化管内で水分を吸水して膨潤し,内容物を軟化もしくは容量を増加させることで消化管内容物の通過時間を短縮させて排便回数を増加させます。つまり、下痢型、便秘型両方に効果がある薬なのです。他あわせて整腸剤、鎮痙剤、漢方を処方することもあります。
大腸内視鏡検査で病変がないのにもかかわらず慢性的な便通異常を伴う腹痛が続く方はこの病気も原因として考えられます。ご相談ください。
大腸憩室炎に抗菌薬を「投与しない」という選択枝はあるのか
76歳男性.1日前より上腹部痛,38℃後半の発熱,嘔吐が持続するため,救急外来を受診した.
既往歴,内服薬:なし.
身体所見:上腹部全体に圧痛あり.血圧90/61 mmHg,脈拍98/分 整,体温39.2℃,呼吸数21/分,酸素飽和度92%(room air).
血液検査:白血球20,400/μL,血小板7.5万/μL,TB 4.8 mg/dL,AST 254 IU/L,ALT 202 IU/L,LD 340 IU/L(基準120~230),ALP 948 IU/L(基準115~330),γ-GTP 733 IU/L(基準9~27),PT-INR 1.65,FDP 26 μg/mL(基準0~5),AMY 785 IU/L(基準43~116),BUN 36 mg/dL,Cr 2.29 mg/dL,eGFR 29 mL/分,CRP 20.56 mg/dL.
超音波検査:肝内胆管および胆嚢の腫大を認めた.肝外胆管は描出不可能であった.単純CT:十二指腸主乳頭部付近に5 mm程度の高吸収域を認めた.膵全体が腫大し,周囲脂肪織の濃度上昇を伴っていた.
対応として正しいものを1つ選べ.
憩室炎に対する抗菌薬の選択と使い分けについて教えてほしい
一方憩室出血は憩室周囲の血管内膜の肥厚、憩室内の便塊による物理的刺激が考えられます。血小板薬、抗凝固薬、非ステロイド性抗炎症薬(NSAIDs)の服用、さらには糖尿病、高血圧がリスクとされています。憩室出血は通常、鮮血で、先行する下血や慢性的出血症状は伴いません。以前より大腸憩室を指摘されていたかたでこのような症状を認めるかたは憩室出血かもしれません。血圧低下や意識障害がある場合は入院し、全身状態が安定化した時点で大腸内視鏡検査をする必要性があります。
大腸憩室炎による腹痛などの症状がメサラジンで改善
虫垂とは右下腹部にあり大腸の中で盲腸の下に突起状に垂れ下がっている臓器です。虫垂が糞石(便)や虫垂粘膜下のリンパ濾胞の過形成により閉塞し、細菌の異常増殖がおこり、虫垂炎となります。
症状としては、進行性で持続的な腹部中央の不快感から始まり、食欲不振、微熱が出現します。次第に痛みが右下腹部に限局してゆきます。採血結果では、白血球数が上昇します。虫垂炎の診断は腹部超音波、腹部CTやMRIを施行します。
治療としては、抗菌薬の治療、手術による治療があります。抗菌薬の治療では治療をしても、再び虫垂炎になるのは全体の20%程度あります。虫垂が穿孔し(あながあき)腹部全体が痛くなった場合は(汎発性腹膜炎)緊急手術の適応になります。繰り返す虫垂炎を抗菌薬治療をしたのちに待機的に虫垂の切除を行うこともあります。近年では、腹腔鏡での虫垂切除術もあり負担の少ない(低侵襲)手術も可能になってきています。当院では手術を行うことはできませんので、虫垂炎が疑われた場合には手術加療が可能な医療機関へ紹介いたします。
大腸憩室炎 ..
68歳の女性.変形性膝関節症があり,市販の鎮痛薬を常用していた.心窩部痛と吐血を主訴に救急外来へ搬送された.
身体所見:血圧98/60 mmHg,脈拍110/分.
血液所見:白血球4,800/μL,赤血球380万/μL,Hb 11.8 g/dL,血小板16万/μL.血液生化学所見:BUN 31 mg/dL,Cr 0.56 mg/dL,CRP 0.8 mg/dL.
直ちに行うべきではない処置はどれか.
大腸憩室炎食事について
このポケット状にへっこんだところに細菌が付いて炎症を起こすのが大腸憩室炎です。
[PDF] 大腸憩室症(憩室出血・憩室炎)ガイドライン
胆嚢は右の上腹部で肝臓の下にあり、ナスのような形をしています。肝臓で作られた消化液である胆汁を胆嚢にため、濃縮する臓器です。食事をしたときに胆嚢が収縮し十二指腸に流れ脂肪の消化を助けます。胆嚢結石のうちコレステロール結石は胆汁のコレステロール濃度が高いときや胆嚢の収縮能が低下した時に、ビリルビンカルシウム石は細菌感染が原因とされています。これら原因で出来た結石(もしくは胆泥)が胆嚢管に嵌頓し発作が生じると考えられています。胆石による痛みがある人の割合は2~4%/年と極めてすくないため、基本的に症状がない人は手術を受ける必要はありません。しかしながら、磁器様胆嚢(胆嚢壁が石灰化を全周性にみとめる胆嚢)、胆嚢内が充満結石で腫瘍の併存が否定できない。胆嚢ポリープが10mmである場合、膵胆管合流異常を認める場合は手術の適応があります。発熱をみとめ、採血上で炎症反応が上昇し、胆嚢が超音波など画像上腫大している場合は急性胆嚢炎と診断し手術適応となります。当院では腹部超音波が施行可能で堪能の観察は可能です。
室炎を対象疾患とすることとした.また,大腸憩室出
憩室炎は抗生物質で治っても、たびたび繰り返すため、そのたびに抗生物質を投与することとなります。
大腸憩室炎
患者 1日投与量投与期間 副作用 備考 性・年齢 使用理由(合併症) 経過及び処置 1 男70代 急性咽喉頭炎(頸部リンパ節炎) 600mg2日間 意識消失発作 アレルギー体質(アレルギー性鼻炎)の患者。 投与開始日 : 午前受診し,急性咽喉頭炎に対して本剤600mgを処方。昼食後,本剤服用。 約4時間後,意識消失発作(転倒)発現。同日回復。頭部に打撲を負うも,転倒した記憶なし。 投与2日目(投与中止日) : 午前受診。前日の意識消失発作については,内服薬が原因と思わなかったため報告せず。昼食後,本剤服用。約4時間後,自宅玄関にて発作発現し転倒。救急車にて他院へ搬送。頭部精査施行するも,異常なし。同日回復。本剤投与中止。 企業報告 併用薬:なし NO.
大腸憩室炎の後、痛み等の症状が継続しています
憩室炎を抗菌薬「投与」と抗生物質「投与しない」ランダムに振り分けた比較がオランダから報告されたので紹介いたします。
多くの場合、抗生剤を内服し、安静にすることで数日〜7日程度で、治ります。 しかし、憩室炎がひどくなることで、膿み(うみ)ができたり、腸に穴があいて腹膜炎を起こすことがあるので、注意が必要です。
統計データ上は、初発の憩室炎の2年間フォローでは、抗菌薬「投与」と抗菌薬「投与しない」治療で差がありませんでした。
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ピロリ菌感染症とはヘリコバクター・ピロリ菌(Helicobacter pylori)によって引き起こされる感染症です。
胃粘膜からは、食物を分解するために胃酸が分泌されていますが、ピロリ菌はこの強い酸性の中でもアルカリ性のアンモニアを作ることで中和し生き残ることができます。このようにピロリ菌が胃の粘膜に住みつくと、長年にわたって炎症を起こし、萎縮性胃炎、胃・十二指腸潰瘍、胃がん、胃MALTリンパ腫、胃過形成性ポリープなど様々な胃の病気を引き起こします。
湘南メディカル記念病院
患者 1日投与量投与期間 副作用 備考 性・年齢 使用理由(合併症) 経過及び処置 2 男20代 亜急性硬化性全脳炎(骨粗鬆症) 300万IU(2回/週~1回/3週)7年11ヵ月間 ↓(53日間休薬) ↓60万IU1日間 ↓300万IU1日間 無菌性髄膜炎 投与8年8ヵ月前頃より学力低下してきた。投与8年1ヵ月前に痙攣発作が発現し,入院。亜急性硬化性全脳炎(SSPE)と診断した。 投与開始日 : 本剤の髄腔内投与を開始。 投与38日目 : 脳室内投与に変更。 投与2ヵ月目 : この頃までに急速に病状進行し寝たきり状態となった。その後病状の進行はない。 投与7年11ヵ月目(投与中止日) : 本剤300万IUの投与後,38℃台の熱が発現。 通常なら1~2日で下熱するが下がらなかった。本剤を休薬。 中止4日後 : 発熱40℃となり来院。血液検査を実施するが異常なし。 咽頭が軽度に発赤。インフルエンザの迅速検査は陰性。 抗生剤(クラリスロマイシン)を5日分処方。 中止7日後 : 39℃台の発熱が継続。再度血液検査を実施するが肝機能異常〔AST(GOT)103IU/L,ALT(GPT)78IU/L〕以外は問題なし。 中止10日後 : 39℃台の発熱が継続。左下肢のミオクローヌスが目立ってきた。肝障害〔AST(GOT)90IU/L,ALT(GPT)97IU/L〕がみられた。 髄液検査〔髄液細胞数209/3/mm3(髄液単核球数204/3/mm3,髄液多核球数5/3/mm3),髄液蛋白12mg/dL,髄液糖52mg/dL,髄液Cl 122mEq/L〕により無菌性髄膜炎と診断した。 脳室内にコハク酸ヒドロコルチゾンナトリウム50mg注入。 その後3~4日は38℃位の熱でおさまっていたが,中止16日後には39℃に上昇し,中止17,18日後にはやや下降傾向。 中止18日後 : 37℃台の発熱がみられ,肝機能〔AST(GOT)57IU/L,ALT(GPT)79IU/L〕,髄液所見とも改善傾向。無菌性髄膜炎は軽快。 中止40日後 : 髄液所見が正常化。 中止54日後(再投与開始日) : 本剤60万IUを脳室内注入。 再投与22日目(再投与中止日) : 本剤300万IUを脳室内注入。 夜より38℃台の発熱が発現し,無菌性髄膜炎が再発(症状:髄液細胞数増多,発熱)。本剤投与中止。 中止70日後 : 髄液細胞数は低下し,無菌性髄膜炎は回復した。 企業報告 臨床検査値 投与7年11ヵ月目(投与中止日) 中止10日後 中止18日後 中止40日後 再投与中止6日後 再投与中止23日後 再投与中止35日後 再投与中止49日後 再投与中止70日後 髄液細胞数(/mm3) 4/3 209/3 80/3 10/3 54/3 118/3 54/3 13/3 7/3 髄液単核球数(/mm3) 4/3 204/3 67/3 9/3 52/3 90/3 52/3 12/3 6/3 髄液多核球数(/mm3) 0/3 5/3 13/3 1/3 2/3 28/3 2/3 1/3 1/3 髄液蛋白(mg/dL) 11 12 4 7 6 9 9 7 5 髄液糖(mg/dL) 74 52 48 62 54 56 56 60 60 併用薬:フェニトイン,イノシンプラノベクス,バルプロ酸ナトリウム,クロナゼパム 【2】 テリスロマイシン 販売名(会社名) ケテック錠300mg(アベンティスファーマ) 薬効分類等 主としてグラム陽性菌,マイコプラズマに作用するもの 効能効果 <適応菌種>本剤に感性のブドウ球菌属,レンサ球菌属,肺炎球菌,モラクセラ(ブランハメラ)・カタラーリス,インフルエンザ菌,レジオネラ属,ぺプトストレプトコッカス属,プレボテラ属,肺炎クラミジア(クラミジア・ニューモニエ),肺炎マイコプラズマ(マイコプラズマ・ニューモニエ)<適応症>咽頭・喉頭炎,扁桃炎,急性気管支炎,肺炎,慢性呼吸器病変の二次感染,副鼻腔炎,歯周組織炎,歯冠周囲炎,顎炎 《使用上の注意(下線部追加改訂部分)》 [重要な基本的注意] 意識消失,視調節障害,霧視等があらわれることがあるので,自動車の運転等危険を伴う機械を操作する際には注意させること。 [副作用(重大な副作用)] 意識消失:意識消失があらわれることがあるので,このような場合には投与を中止し,適切な処置を行うこと。 肝機能障害,黄疸:AST(GOT),ALT(GPT),Al-Pの著しい上昇等を伴う肝機能障害,黄疸があらわれることがあるので,観察を十分に行い,異常が認められた場合には投与を中止し,適切な処置を行うこと。 〈参 考〉 企業報告 症例の概要 NO.