目黒区五本木にあるマイクロブルワリーパブ FIVE TREES のJINが自家醸造ビール樽 ..


⻘山悟の刺繍表現は、画用紙に縫い取られたドローイングのように軽やかなものから、絵画や模型のように精巧なものまで自由かつ多彩で、そこに刺繍ならではの表情や文脈が縫い込まれている。また多くの作品が、人間社会への鋭い(ときに暖かい)眼差しを宿しているのも特徴であろう。青山は古い工業用ミシンを用い、近代化以降、変容し続ける人間性や労働の価値を問い続けながら、刺繍というメディアの枠を拡張させる作品の数々を発表している。ロンドン・ゴールドスミスカレッジのテキスタイル学科を1998年に卒業、2001年にシカゴ美術館附属美術大学で美術学修士号を取得し、現在は東京を拠点に活動している。本展では、今春に目黑区美術館で開催された個展「⻘山悟 刺繍少年フォーエバー」の関連展示を予定している。


困難を乗り越えて育つ学生の強さ 須賀 亜衣(慈恵看護専門学校)

2006年の設立以来、さまざまなジャンルで活躍するアーティストの紹介・サポートを行う。2018年からは天王洲のTERRADA Art Complexに移転。 近年は現代美術のみならず、20世紀の美術と現在を生きる人々とのつながりを探求・構築するプログラムを展開している。主な取り扱い作家は、岡﨑乾二郎、大山エンリコイサム、ラファエル・ローゼンダール、細倉真弓、黒川良一、村山悟郎、伊勢周平、山下麻衣+小林直人、岩井優、鈴木基真、矢津吉隆、坂本紬野⼦。

2007年、独立行政法人国立美術館に属する5番目の施設として開館。以来、国内最大級の展示スペースを活かした多彩な展覧会の開催や、美術に関する情報や資料の収集・公開・提供、様々な教育普及プログラムの実施を通して、人々が多様な芸術表現を体験し、学び、互いの価値観を認め合うことのできるアートセンターとして活動している。「森の中の美術館」をコンセプトに黒川紀章らによって設計された建物は、波のようにうねるガラスカーテンウォールが美しい曲線を描き、円錐形の正面入口と共に個性的な外観をつくり出している。吹き抜けの1階ロビーからは四季折々の眺めを楽しむことができ、レストランやカフェ、ミュージアムショップなどの付属施設も充実。

マップ | ART WEEK TOKYO | NOVEMBER 7–10, 2024

抽象表現主義初期の信念を受け継ぐサム・フランシスや、新世代の抽象画家として現在活躍するジャッキー・サコッチオ、そして具象絵画から抽象絵画へと展開させる若手日本人アーティスト、猪瀬直哉。彼らは多様な文化が交わる現代において、普遍性に富んだ抽象絵画を生み出します。また、ミラ・シェンデルは言葉のコラージュにより、コンセプチュアルアートに潜む抽象性を際立たせ、黒田泰蔵やエトレ・スパレッティの作品には、単色の物質によって見ることのできない精神的な抽象世界が現れます。本展覧会では、その様々な「抽象」のかたちに焦点を当てます。

近年改めて国際的な評価を高めている松谷武判(1937–)は、60年を越える活動を通して、物質が示す表情や肌理(きめ)、存在感に生命の波動、流動を交錯させる優れた制作を続けてきた。1960年代に当時の新素材であるボンドを使った有機的フォルムを生み出す作品で、具体美術協会の第二世代の作家として頭角を現す。1966年に渡仏すると、以降の拠点となるパリで版画制作や空間表現を深め、やがて幾何学的な色面による表現に移行した。その後、改めてボンドによるフォルムに鉛筆の黒鉛を重ねた作品で独自の境地をひらく。作品を構成する様々な物質が示す表情に、生身の身体と五感で対峙することで生み出される作品、その豊かな多様性は、見る者を魅了してやまない。本展は、初期から現在まで約150点の作品、資料、映像などによって長きにわたる活動の全貌を紹介すると共に、その広い射程を今日的視点から検証する。

悟、根本祐杜の二人展「Infinite Jest」 展を開催いたします。倉田によるペイン ..

笹川直子 -大山エンリコイサム(Takuro Someya Contemporary Art)
黒木健一 - Chim↑Pom(無人島プロダクション)
姫本剛史 - 柏原由佳(小山登美夫ギャラリー)
棟田響 - Moon and Jeon(SCAI THE BATHHOUSE)
柵木頼人 - 近藤亜樹(ShugoArts)
津山陽子 - Vik Muniz(nca | nichido contemporary art)
深野一朗 - 山下拓也(TALION GALLERY)
高村みすず・美和 - 今井俊介(HAGIWARA PROJECTS)
※敬称略

その1年後、長男が小学生になるタイミングで、自宅に近い東京慈恵会医科大学附属病院から同葛飾医療センターへ異動した。同センターは、複数校の臨地実習を受け入れており、学生と接する機会が多くあった。同センターで、様々な学生とのかかわりを通して基礎教育の重要さや学生と看護を語る楽しさを知った。「わかった!」と瞳を輝かせる学生らに出会い、心から看護教員になりたいと感じた。
とはいえ自分に教員が務まるのか、子育てしながら勉強は出来るのか悩むことも多かったのだが、看護教員の役割について自己で調べていた時に、『教える人としての私を育てる―看護教員と臨地実習指導者』(屋宜 譜美子・目黒 悟(編)、医学書院、2009年)に出会った。「教員と学生は看護を学ぶ同志である」という一文にハッとした。学生の気付きからさらに気付きを得ている自分の姿を思い出し、教員になるためには立派な人物でなければならない、というような思い込みが抜けて、少し肩の荷が下りたような気がした。
同書にも後押しされ、1年間の教員養成研修を経て、私は母校に看護教員として戻ることになった。

目黒区上目黒2丁目30-6 営業時間: 木、金:12:00-19:00 土、日:12:00-18:00

目黒悟の本一覧、おすすめランキングです。読んだ本や読みたい本などの登録数が多い順に、作品別の感想・レビューを紹介します。
『教えることの基本となるもの―「看護」と「教育」の同形性』 『看護教育を拓く 授業リフレクション』 『看護教育を創る授業デザイン -教えることの基本となるもの-』などが人気。目黒悟の関連作品で気になる本を見つけたら、「他のレビューを全件見る」から作品をチェックしてみてください。