Soulコブラツイスト~魂の悶絶|サザンオールスターズ Official Site
<収録曲>
1 Soulコブラツイスト~魂の悶絶
2 さすらいのRIDER
3 SMILE~晴れ渡る空のように~
4 金目鯛の煮つけ
5 炎の聖歌隊 [Choir(クワイア)]
6 鬼灯(ほおずき)
桑田佳祐 – 炎の聖歌隊 [Choir(クワイア)](Full ver.)
梅干し』にも収録され、先行リリースという形で『Soulコブラツイスト〜魂の悶絶』が発表されました。
当初、『SMILE〜晴れ渡る空のように〜』『炎の聖歌隊 [Choir]』に続いて3ヵ月連続先行配信シングルとして発表される予定でしたが、リリースを早めて8月末に発表することになったのだとか。
また、この楽曲は俳優の大泉洋がMCを務める音楽番組・SONGSでも披露されました。
『Soulコブラツイスト〜魂の悶絶』は、桑田佳祐本人が出演するユニクロのCMソングでもあり、配信Netfilx映画『浅草キッド』の主題歌でもあります。
そのため、知らず知らずの内に耳にしている人も多いかもしれませんね。
や桑田佳祐といえば、独特の世界観や一風変わった歌詞が印象的ですよね。
今回ご紹介する『Soulコブラツイスト〜魂の悶絶』も、初っ端からインパクトの強い楽曲に仕上がっています。
まるで一昔前の音楽番組のようなPVも印象的。
プロレス技であるコブラツイストは、名前を聞いただけでもまさに「悶絶」しそう。
この特徴的なタイトルに込められた意味も含めて、桑田佳祐の世界を読み解いていきましょう。
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逢いたくて 恋しくて
死ぬほど好きなあなたに
フラれた後も I miss you
孤独な夜がまた来る
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タイトルを見る限り少々物騒な印象を受けますが、
愛しい人がいる。その人への思いが届かないと知り、砕け散った後も思いを引きずってしまう。
そんな経験、誰しもあるのではないでしょうか。
愛しい彼女が振り向いてくれないと分かりつつも、抱いてしまった恋心や深い愛を捨てきれずに苦しむ、胸の痛みがひしひしと伝わってきます。
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I'm alright 今夜こそ
こんな暮らしにオサラバ
小舟のような月が
涙の海で揺れていた
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断ち切れぬ思いを抱えたまま過ごす孤独な夜は、どれほど辛く、惨めなものでしょうか。
そう強く願った夜に浮かぶ月と涙の対比が、もの悲しさを引き立てます。
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誰にも負けずにずっと
思い通りに生きてた
許されぬ恋と知り
ギラギラハートが燃え上がる
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負け知らずの人生だからこそ、好きな人にフラれるという敗北は受け入れがたい現実なのです。
無駄な足掻きだと分かっていても、恋の炎を消せずに「ギラギラハート」を燃え上がらせる、男の愚かさが愛おしいですね。
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幸せになれるワケはないのに
何故イケナイ人に恋しちゃうんだろう?
この世はそれほど甘くはないのに
それでも明日はやって来るんだろう
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恋というものは、みんなに祝福されるものばかりではありません。
魂が惹かれ合い、燃え上がるものだからこそ、
「イケナイ人」が人妻なのか、誰かの恋人なのかは分かりませんが、実るはずのない恋だと知りながらも、燃え上がる恋の炎を消すことはできません。
自分でも愚かな恋だと知りながら、が許されるほど世間が甘くないことも知りながら、ずるずると関係を続けてしまう。
そんなオトナの情事を思わせます。
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カラダが壊れるほど
キツく抱いてと言ったね
逢えない運命と知り
酔いどれ天使のお出ましさ
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プロレス技の名前を聞けば、そこから連想されるのは痛みでしょう。
身体的な痛みを伴うコブラツイストを、恋の悶絶するような痛みにたとえているのです。
タイトルだけ見ると、まるで関係のなさそうな言葉が、しっかりと歌詞で活かされている。
これこそが、桑田佳祐のといえるのではないでしょうか。
壊れるほどの愛を求めた人と引き裂かれる運命だと知った時、幸せは幻のように消え去り、目の前には暗い現実だけが残されます。
酒に逃げて酔い潰れる、男の惨めさが目に浮かびます。
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命がけで今日も生きてるんだよ
心は土砂降り雨ん中
このままじゃヤバいって分かっちゃいるんだよ
明日の日の出はどっちなんだろう?
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許されざる恋に身を焦がしても、愛を失い路頭に迷っても、命をかけて生きている。
どんなに絶望しても、必ずやってくる明日。
それでも見えない夜明け。
「明日の日の出はどっちなんだろう?」という歌詞からは、必死に出口を探す男の悲しさが伝わってくるようです。
『』は、プロレス技から連想されるコミカルな印象とは対照的に、曲調は「」などのバラードを連想させるしっとりとした楽曲です。
決してコミカルな内容ではなく、失恋の辛さや愛の強さをコブラツイストにたとえて歌い上げているのです。
しっかりと遊びを入れながらも、曲に深みと説得力を持たせられるのは、桑田佳祐の圧倒的歌唱力のなせる技です。
そして、映像にもしっかりと遊びを入れているところがさすが。
有名な某番組を思わせるセットや世界観、華やかなステージで自身の曲を歌い上げる桑田佳祐。
そして中盤では母親との感動の対面。
どこかで見たことのあるような展開が続き、昔懐かしいテレビ番組を見ているような気分にさせられます。
また、タイトルに「コブラツイスト」とあるように、映像の中にはプロレスのマスクをかぶった人の姿もちらほら。
歌番組とプロレスの要素を掛け合わせた、非常に遊び心のある映像作品になっているのです。
桑田佳祐の圧倒的な歌唱力と世界観。
あえてふざけた映像とのギャップがたまらなく癖になりそうです。
これまで、数々の名曲を生み出しながら、しっとりと聴かせる曲から下ネタ満載のおふざけ曲まで幅広くリリースしてきた桑田佳祐。
彼の魅力は、揺るぎない歌唱力と衰えることのない遊び心なのかもしれません。
そして、楽曲全体に流れるあたたかさ。
届かぬ人に恋をしてフラれ、でも諦められない。
出口も見えない中でもがく1人の男を、ついつい応援したくなります。
これは、大人の複雑で不器用な恋を歌いながらも、大人だからこそ生きにくい人たちへの、ささやかな応援ソングなのかもしれません。
梅干し』には、全国アリーナツアー開催の情報とともに先日配信リリースされた“炎の聖歌隊 [Choir(クワイア)]”(SUBARU新型「フォレスター」TVCMソング)をはじめ、民放共同企画「一緒にやろう」応援ソングの“SMILE〜晴れ渡る空のように〜”、SOMPOグループ CMソング“金目鯛の煮つけ”などの計6曲が収められる他、完全生産限定盤には今年3月に開催されたBlue Note Tokyoでのライブ「静かな春の戯れ~Live in Blue Note Tokyo~」が全編完全収録される。
元々7月、8月、9月の3ヶ月連続でEPに先駆けて先行配信シングルをリリースするとアナウンスされていたが、9月を待たずして、今回急遽“Soulコブラツイスト〜魂の悶絶”がフライングリリースされることになったとのこと。同曲は、エネルギッシュなバンドサウンドが煌めく桑田佳祐流歌謡ソウル・ポップスとも言うべき一曲に仕上がっているといい、桑田が幼少の頃に慣れ親しんだ歌謡ポップスやプロレスなどの昭和のお茶の間を彩った先輩へのリスペクトが詰め込まれ、楽曲タイトルにはアントニオ猪木の必殺技である「コブラツイスト」の名前が入っている。
炎の聖歌隊 [Choir(クワイア)]」公式ミュージックビデオ(フルバージョン) Streaming &DL https ..
梅干し』(9月15日発売)の先行配信シングル第3弾として、8月30日に「Soulコブラツイスト~魂の悶絶」が配信リリースされることが決定した。
桑田が考える“究極の献立”がタイトルのEP(ミニアルバム)は、SUBARU新型「フォレスター」TVCMソング「炎の聖歌隊 [Choir(クワイア)]」、民放共同企画“一緒にやろう”応援ソング「SMILE~晴れ渡る空のように~」、SOMPOグループCMソング「金目鯛の煮つけ」など全6曲を収録。
当初は収録曲の中から7・8・9月に3ヶ月連続で先行シングルを配信することが発表されていたが、9月を待たずに8月中2曲目となる「Soulコブラツイスト~魂の悶絶」の“フライング”配信リリースが決定した。
同曲は、桑田が幼少期に慣れ親しんだ歌謡ポップスやプロレスなど、昭和のお茶の間を彩った先達へのリスペクトが存分に詰め込まれつつも、現代に照準を合わせた華やかなブラスサウンドが際立つ“桑田佳祐流歌謡ソウル・ポップス”とも言えそうな楽曲。
タイトルにアントニオ猪木の必殺技“コブラツイスト”が入っているように、桑田の必殺ナンバーともなりそうで、「命がけで今日も生きてるんだよ」「必ず明日はやって来るんだろう」と歌う。7月にTOKYO FM系のレギュラーラジオ『桑田佳祐のやさしい夜遊び』でオンエアされると、毎週リクエストが殺到するほどの人気曲となっている。
先行配信シングルとして「SMILE~晴れ渡る空のように~」「炎の聖歌隊 [Choir(クワイア)]」「Soulコブラツイスト~魂の悶絶」が、3作連続でリリースされた。
炎の聖歌隊 [Choir(クワイア)]「Soulコブラツイスト ..
炎の聖歌隊 [Choir(クワイア)] [2022 Remaster]