インフルエンザ予防接種とは同時には行いませんのでご了承ください。 ..


インフルエンザの流行は歴史的にも古くから記載されていますが、科学的に確認されているのは1900年頃からで、毎年の流行に加えて数回の世界的大流行が知られています。
中でも、大正7(1918)年から流行した「スペインインフルエンザ(原因ウイルス:A(H1N1)亜型)」による死亡者数は全世界で2,000万人とも4,000万人ともいわれ、日本でも約40万人の死亡者が出たと推定されています。
その後、昭和32(1957)年には「アジアインフルエンザ(A/(H2N2)亜型)」が、昭和43(1968)年には「香港インフルエンザ(A(H3N2)亜型)」が、そして最近では平成21(2009)年に「インフルエンザA(H1N1)pdm2009」が世界的な大流行を起こしています。


インフルエンザ予防接種について | 鼻とアレルギーとにおいのコラム

インフルエンザ予防接種に含まれる成分によって、アナフィラキシーを起こしたことがあることが明らかな人
「アナフィラキシー」というのは通常接種後約30分以内に起こるひどいアレルギー反応のことです。発汗、顔が急にはれる、全身にひどいじんましんが出る、吐き気、嘔吐(おうと)、声が出にくい、息が苦しいなどの症状に続き、血圧が下がっていく激しい全身反応です。

インフルエンザワクチンは、感染後に発症する可能性を低減させる効果と、発症した場合の重症化防止に有効と報告されております。

土日祝診療。内科、小児科、生活習慣病(糖尿病/高血圧/高脂血症)、アレルギー ..

インフルエンザは、地域によって時期は異なりますが、世界中で流行が見られます。一般的には、温帯地方では冬季(南半球では6~9月)に流行が見られます。熱帯・亜熱帯地方では国や地域により様々で、年間を通じて低レベルの発生が見られる地域や、複数回流行する地域もあります。流行するウイルスの種類は地域によって差はありますが、大きく違いません。世界における流行状況は、WHOのウェブページ等で知ることができます。2020年に新型コロナウイルス感染症が世界的大流行になって以降のインフルエンザの発生動向は大きく影響を受けており、多くの国や地域で予想されていたよりも低いレベルで推移しています。

3.予防接種を受けるに際し、担当医師とよく相談しなくてはならない人

発症早期に抗インフルエンザ薬を投与すれば、予後は比較的良好です。 市民のみなさまへ · 呼吸器の病気 · A

昨年インフルエンザの予防接種を受けたとき、接種直後、接種部位に浮腫(ふしゅ:むくみ)が生じ、念のため抗アレルギー剤を服用しました。
そのことがあったため、今年は接種前にワクチンの皮膚テストを行って、局所にひどい反応が生じないことを確認してからワクチンの接種をし、同時に抗アレルギー剤を服用しています。抗アレルギー剤を服用してまで今後もインフルエンザの予防接種を続けるべきでしょうか。

毎年この秋になるとインフルエンザワクチンの接種が始まりますが、その接種において問題となるのが、卵アレルギーです。インフルエンザワクチン添付文書上にも卵アレルギーをもつ患者さんは「接種要注意者」に挙げられます。その理由として、製造概要のところに「本剤は、インフルエンザウイルスのA型及びB型株をそれぞれ個別に発育鶏卵で培養し、増殖したウイルスを…。」すなわちワクチンの製造に鶏卵を使っていますので、微量ですが卵の成分がワクチンの中に間違いなく残存します。そのため、「卵アレルギーの人がインフルエンザワクチンを接種するとアナフィラキシーになるかもしれない」という認識を医療従事者のみならず患者さんも持っています。その結果、卵アレルギーの患者さんは接種を控えようとする姿勢が医療側からも患者さんからもなされてしまいます。

インフルエンザ予防接種 · インフルエンザについて · 発熱外来(コロナ外来) · AIを ..

流水・石鹸による手洗いは手指など体についたインフルエンザウイルスを物理的に除去するために有効な方法であり、インフルエンザに限らず接触や飛沫感染などを感染経路とする感染症の対策の基本です。インフルエンザウイルスにはアルコール製剤による手指衛生も効果があります。

前にインフルエンザの予防接種を受けたとき、2日以内に発熱、発疹(ほっしん)、じんましんなどアレルギーを思わす異常がみられた人


インフルエンザウイルスによる急性気道感染症です。上気道炎症状に加え、突然の38 ..

予防接種にはふたつの意味があります。
ひとつは予防接種を受けることで自分自身がその病気にかかる可能性を低くすること(予防接種を受けてもかかることはありますが、その確率を下げることはできます)。
もうひとつは、ひとりでも多くの人が受けることで、その地域の流行を防ぐことです。

[PDF] 花粉症のシーズンが始まります お知らせ インフルエンザ情報

いいえ、接種可能と考えられます。
下記で紹介する2つの報告書からも、ほとんどの卵アレルギー患者さんにおいて、インフルエンザワクチンでのアレルギー反応は起こりにくく、安全に接種可能と考えられますが、100%全身性のアレルギー反応(蕁麻疹、喘鳴など)が起こらないわけではありません。これらは、海外のワクチンでの報告ですが、日本のワクチンでは更に卵成分の含有量は少なくなっており、より安全と考えられます。

インフルエンザとはどのような病気か~ウイルスの型と症状・対処法

インフルエンザが流行すると真っ先に被害者になるのは体が弱った老人や免疫力が落ちた病人、次に免疫力のない幼い子どもたちです。
ぜんそくの患者さんは発作を起こしやすくなります。
特に家族や親しい友人や親戚(しんせき)など身近にそのような人がいる場合、予防接種を受けることは自分自身をインフルエンザから守るためだけでなく、自分にとって大切な人々の命を守るという意味もあります。

インフルエンザは、インフルエンザウイルスが原因で起こる感染症です。 ..

インフルエンザ予防接種の成分又は鶏卵、鶏肉、その他の鶏由来のものに対して、アレルギーがあるといわれたことがある人

自由診療メニュー · 2024年度インフルエンザ予防接種終了の ..

予診票は接種をする医師にとって、予防接種の可否を決める大切な情報です。基本的には、接種を受けるご本人が責任をもって記入し、正しい情報を医師に伝えてください。

糖尿病診療以外にも、高血圧症、高脂血症、高尿酸血症などの生活習慣病や、風邪、インフルエンザなどの一般診療も行っています。 ..

インフルエンザが流行してきたら、特に御高齢の方や基礎疾患のある方、妊婦、体調の悪い方、睡眠不足の方は、人混みや繁華街への外出を控えましょう。やむを得ず外出して人混みに入る可能性がある場合には、ある程度、飛沫感染等を防ぐことができる不織布(ふしょくふ)製マスクを着用することは一つの防御策と考えられます。

インフルエンザも初期は高熱、寒気で辛いですが、解熱後最も残る症状は ..

以前はワクチンで皮膚検査をおこなったり、分割して投与をしたりしていましたが、最新の報告では有用性はないと報告しています。下記の報告1)にも報告されています。

インフルエンザ検査の適正実施に関するお知らせ · 2024.12.22

予防接種をしても100%発症を防ぐことはできませんし、インフルエンザの予防接種は麻疹(ましん)のような生ワクチンほどの高い防御率は期待できません。しかし、ほとんどの人が予防接種をした場合、流行を阻止できると言われています。

インフルエンザ 。日野市の「日野駅前ファミリークリニック」は、日野駅から徒歩2分です。内科・小児科・アレルギー科・救急科を診療。

予防接種を受けた後30分間は、急な副反応が起こることがあります。医師(医療機関)とすぐに連絡を取れるようにしておきましょう。

冬に向けては、新型コロナウイルス感染症と季節性インフルエンザの同時流行が懸念されています。 ..

各院は駅直結で、徒歩3分以内に位置しています。診療科目の垣根にとらわれることなく、子供から大人まで、一度の診療で複数の症状に対応します。疲労回復の注射、成人・小児予防接種、渡航用ワクチン、AGAやED、旅行用予防薬等も扱っています。

インフルエンザ等の感染症流行期は、お電話が混みあっております。 医療機関をお ..

インフルエンザワクチンの副反応の多くは24時間以内に出現しますので、特にこの間は体調に注意しましょう。

インフルエンザは抗インフルエンザ薬が48時間に投与される必要がある ..

インフルエンザの予防接種について、通知やパンフレットをよく読んで、必要性や副反応についてよく理解しましょう。気にかかることや、分からないことがあれば、予防接種を受ける前に担当の医師や看護師に質問しましょう。十分に納得できない場合には、接種を受けないでください。

他院で原因不明と診断されましたが、検査をしたところインフルエンザA型の感染症でした。 ..

予防接種に含まれる成分にアレルギーがあり、じんましんや呼吸困難などの全身症状(アナフィラキシーとも言い、最も重いレベルの反応は意識障害を起こすアナフィラキシーショック)を起こしてしまうかたは接種することはできません。
しかし、局所に浮腫を起こす程度なら予防接種をすることは可能です。
一般的には抗アレルギー剤を飲んだくらいではアナフィラキシーを予防することは困難ですが、飲まないよりは多少症状を緩和できる可能性があると考えて、念のために処方することはあります。

インフルエンザ、季節性アレルギーで現れる症状を比較しています。2)

インフルエンザの予防接種は任意ですので受けるのも受けないのも自由です。
ただ、予防接種には個人のレベルだけでなく、他人の健康も考慮する側面があることを知ったうえで、予防接種を受けることによって生ずるお子さんとご家族の利益と不利益を天秤(てんびん)にかけ、最終的なご判断をなさってください。

〇発熱がある方、新型コロナ感染症、インフルエンザの疑いがある方は受付にお申し出ください。 ..


雑誌名:J Allergy Clin Immunol. 2011 Jul;128(1):218-9.
(世界で一番有名なアレルギー雑誌)
題名:Single-dose influenza vaccination of patients with egg allergy in a multicenter study.
(多施設での卵アレルギー患者へのインフルエンザワクチンの単回投与)
著者:Webb L, Petersen M, Boden S, LaBelle V, Bird JA, Howell D, Burks AW, Laubach S

内容:2009-2010に行われたパンデミックインフルエンザ(いわゆる新型や豚インフルエンザと呼ばれた)を含むインフルエンザワクチン接種292人を対象としています。そのうち、アナフィラキシー(重篤なアレルギー反応)をきたした人が 152人(22%)いました。IgE の平均値は6.01で範囲(0.35-100)です。
結果:97%の人が分割せずに、1回で全量投与しました。全身の反応をきたした人はいませんでしたが、2人は局所反応をきたしました。
結論:以前の研究と同様に重篤な卵アレルギーがあったとしてもインフルエンザワクチンの単回全量投与は安全と提案します。
しかし、この報告1) では全例に全身反応はなかったと報告していますが、2010年に報告された海外の報告 2) では卵アレルギー患者261名中7名(2.7%)には全身性の反応を認めたと報告していますので、全ての方にアレルギー反応が出ないわけではないようです。