バファリンルナiと抗うつ剤(レクサプロ)って併用してもいいですか?
併用薬や相互作用についての疑義照会では、医師がリスクを想定しやすいように、薬物相互作用(薬物代謝阻害による血中濃度の上昇)、副作用(セロトニン症候群など)について具体的に伝える。
薬局内においては、本事例のような治療目的の異なるSSRIとSNRIの併用について、薬歴サマリに記載したり、局内勉強会などで情報共有したりして、患者の症状経過を電話などによってフォローしていく。
レクサプロとカロナールは併用可能です。 レクサプロと飲み合わせに注意 ..
1.薬物相互作用
デュロキセチン塩酸塩とセロトニン作用薬である炭酸リチウム、セロトニン・ノルアドナリン再取り込み阻害剤(SNRI)および選択的セロトニン再取り込み阻害剤(SSRI)、トラマドール塩酸塩、トリプタン系薬剤、L-トリプトファン含有製剤、リネゾリド、セイヨウオトギリソウ(セント・ジョーンズ・ワート)含有食品等との併用は注意する必要がある。
相互にセロトニン作用を増強することによりセロトニン症候群等のセロトニン作用による症状があらわれることがあるので、本剤およびこれらの薬剤の用量を減量するなど注意して投与すること。デュロキセチンはセロトニン再取り込み阻害作用を有するため、併用により、セロトニン作用が増強することがある。
33歳男です。現在適応障害と鬱症状の治療のため、デエビゴ錠5mgとレクサプロ10mgを服用中です。
発熱のため、平日の通院までバファリンAを飲んで対処したいのですが、飲み合わせは大丈夫でしょうか?
(1)レクサプロ(エスシタロプラムシュウ酸塩)とロキソニン(ロキソプロフェンナトリウム水和物)で、出血傾向増大の可能性があり、併用注意。
2.重大な副作用
デュロキセチン塩酸塩により不安、焦燥、興奮、錯乱、発汗、下痢、発熱、高血圧、固縮、頻脈、ミオクローヌス、自律神経不安定等があらわれることがある。セロトニン作用薬との併用時に発現する可能性が高くなるため、特に注意すること。異常が認められた場合には投与を中止し、体冷却、水分補給等の全身管理とともに適切な処置を行うこと。
サインバルタカプセル<デュロキセチン塩酸塩>は、2016年3月に慢性腰痛症の適応が追加承認されて、整形外科から処方される機会が増えている。今回、整形外科医はサインバルタカプセル<デュロキセチン塩酸塩>を処方する際に併用薬を確認していなかった。また、相互作用や副作用リスク、精神科治療への影響などをあまり気にした様子はなかった。整形外科医は、薬剤師からの副作用発現の懸念に対しては、今後、注視するとのことであった。心療内科医の考えは、薬剤師が直接疑義照会していないので不明である。
最近の診察から(2020年10月11日) | 日野市の心療内科
レクサプロ(エスシタロプラムシュウ酸塩)とイブ糖衣錠で、出血傾向増大の可能性があり、併用注意。
レクサプロで頭痛が起こりやすいので、頭痛が改善しないようであれば次回受診日に医師に相談する。
患者には、サインバルタカプセル<デュロキセチン塩酸塩>とパキシル錠<パロキセチン塩酸塩水和物>が類薬であることを説明して、心療内科クリニックにも連絡させてもらいたい意向を伝えたが、同日午後に心療内科を受診予定であり、自分で話すとのことだった。そこで、お薬手帳に心療内科医あてのコメントを記載して、受診時に提示してもらうようお願いした。次の来局時、患者に確認したところ、併用でよいとのことだった。その後も、両科医師了解のもと併用は継続されている。
薬剤師は、併用となった直後から患者の同意を得て電話フォローを実施し、セロトニン症候群などの症状が起こっていないかどうか確認しているが、特に症状に変化はなかった。
レクサプロ錠10mgの基本情報(薬効分類・副作用・添付文書など)
(1)レクサプロ(エスシタロプラムシュウ酸塩)とロキソニン(ロキソプロフェンナトリウム水和物)で、出血傾向増大の可能性があり、併用注意。
レザルタス配合錠(オルメサルタン メドキソミル・アゼルニジピン)とロキソニンで、降圧作用減弱、腎機能障害者で腎機能悪化の可能性があり、併用注意。
ネキシウム(エソメプラゾールマグネシウム水和物)を消化性潰瘍で服用の場合、ロキソニンまたはカロナール(アセトアミノフェン)は禁忌。
(2)アドレナリンを含有する歯科用局所麻酔薬を使用する場合、トラゼンタ(リナグリプチン)の血糖降下作用減弱の可能性があり、併用注意。アドレナリンを含有しない麻酔薬の使用が望ましい。
サインバルタカプセル<デュロキセチン塩酸塩>は、慢性腰痛症治療のための処方であると考えられたが、別の治療目的とはいえ、他科でのパキシル錠<パロキセチン塩酸塩水和物>との併用に関して、パロキセチンのCYP2D6阻害作用によりデュロキセチンのクリアランスが減少して血中濃度が上昇するという報告があるため併用注意であること、作用機序の重複(デュロキセチンはセロトニン・ノルアドレナリン再取り込み阻害薬:SNRI、パロキセチンは選択的セロトニン再取り込み阻害薬:SSRI)のため副作用リスク(セロトニン症候群など)の上昇も懸念されることから、<処方1>の整形外科医に疑義照会を行った。しかし、医師からの具体的な説明なしに、処方箋どおりでよいとの回答を得た。
デプロメールは他の薬剤との併用が難しいので、最近ほとんど使っていません。
患者は慢性腰痛症で、整形外科からロキソニン<ロキソプロフェン>等を処方されていたが、疼痛コントロール不十分のため、今回からサインバルタカプセル<デュロキセチン塩酸塩>が追加された<処方1>(診察時に、医師からは併用薬の確認はなかった)。投薬時にお薬手帳で併用薬を確認したところ、他院の心療内科からパキシル錠<パロキセチン塩酸塩水和物>が処方されていた<処方2>。
レクサプロには多いです。ですがレクサプロは、抗うつ剤の中では効果と副作用のバランスが良いお薬です。ここではレクサプロ ..
手元には、過去に別に処方されたロキソニン、市販薬のバファリン、リングルアイビーがあります。
現在は他病気はなく、レクサプロ以外の薬は服用してません。ただ、来月痔の手術がありその後の痛み止めとして、ロキソニンを服用するかもしれません。