社会不安障害(対人恐怖症・社交不安症・視線恐怖・会食恐怖):人に対するもの ..


全般型の人では、他の恐怖症やパーソナリティ障害、うつ病などが併発しているケースもあり、比較的軽度の限局型の人とは対策や治療方針が異なります。


[PDF] 2008年より社交不安障害:世界保健機構ICD10では社交恐怖

治療の中で特に重要なのが、不安症のためにひきこもりになったりドロップアウトをしないこと!!です。不安を抱えながらでも外へ向けて行動していく、活躍していく姿勢が非常に重要なことです。不安症のために自宅に引きこもっていると、「今後自分はどうなってしまうのか」といった将来不安が2次的に生まれ、「自分なんかどうせだめだ」といった自己肯定感の低下が続くことになり治療の妨げになるからです。特にパニック障害では「また同じような症状がでたら怖い」といった予期不安で引きこもりになりやすいので注意が必要です。

反対に、他の精神疾患の合併症として社交不安障害がおこっていたり、統合失調症や自閉症の症状として似たような状態が見られたりすることもあるので、慎重な見極めが必要となります。

世間では、「あがり症」や「赤面症」とよばれていたり、「対人恐怖症」や「社交 ..

社交不安障害は、うつ病、アルコール依存症などに次いで多いとされる症状です。特に日本では、対人恐怖症として知られているとてもポピュラーな悩みです。今回は、医師の監修のもと公認心理師が、社交不安障害、対人恐怖症とは何か?どのように克服するかについて記事をまとめてみました。

このような社会不安障害ですが、本人や周りが「性格」ととらえていることが非常に多いです。生きづらさは感じながらも、性格だから仕方がないと割り切っている方も少なくありません。

当院へ社交不安障害(社会不安障害)の患者さんは多く来院されています。 ..

20年以上にわたり心理臨床に携わる。様々な悩み、生きづらさの原因となるトラウマ、愛着障害が専門。『発達性トラウマ 「生きづらさ」の正体』など書籍、テレビ番組への出演、ドラマの制作協力・監修、ウェブメディア、雑誌への掲載、多数。

心療内科のみならず、臨床心理士、漢方医、総合診療医でもあり、各分野に精通。特に不定愁訴、自律神経失調症治療を専門としています。

対人緊張・対人恐怖・パニック障害・社会不安障害・適応障害・衝動性(暴力性・病 ..

それに対して全般型の特徴は、限定されたシーンだけではなく、人と接することや社会生活全体に恐怖感がつきまとう状態です。重度になると働けなくなったり、不登校・引きこもりに発展したりするケースも見られます。

パニック障害
全般性不安障害:特定できない(将来不安など漠然としたもの)
社会不安障害(対人恐怖症・社交不安症・視線恐怖・会食恐怖):人に対するもの
広場恐怖症:場所(電車、バス、人混み・逃げられない場所)に対するもの
特異的恐怖症:雷・閉所・高所・血・先端・嘔吐・動物・虫


恐怖症(対人恐怖症や閉所恐怖症など) ○強迫性障害○身体表現性障害など

そのような自律神経症状が人目に触れるのを気にしてしまい、さらに苦手意識と恐怖感が強まり、苦手なシーンを想像しただけで心身に不調を感じたり、その場を何とか避けようとしたりする行動パターンへ進行していきます。

不安や恐怖 ~②人前での過剰な緊張や不安 社交不安障害(あがり症)

関西テレビ
「スーパーニュースアンカー」にて
社会不安障害について説明いたしました。(2015/01/19放送)

心療内科を受診し、社交不安障害だと診断され、現在レクサプロを飲み始めて丸1年になります。 ..

このように社会不安障害は、性格ではなく症状と考えて治療をしていくことで、生き方が変わる可能性を秘めている病気です。

あがり症・対人恐怖症・赤面症の悩みをぐんぐん解消する!200%の基本ワザ」

薬物療法が中心になりますが、他の心理療法など組み合わせて寛解を目指します。薬を飲みながら日常生活・仕事にて活躍し自己肯定感を高めることが重要です。行動療法によりあえて不安・恐怖にチャレンジし徐々に不安・恐怖に心身を慣らしていき、最終的に内服薬の減薬または中止をすることが目標になります。特にこの病気では自宅にひきこもりになりがちなのでひきこもりにならないように注意する必要があります。特にパニック障害の場合については予期不安に注意が必要で、決してパニック発作を起こさないように十分量の薬を内服することが重要です

うつ病と対人恐怖の発症~無力感と希死観念で心療内科にかかるまで~

治療としては、SSRIというkey drugによる薬物療法が基本になりますが、心理カウンセリングや認知行動療法、TFT(思考場療法)、生活習慣や食事内容の見直しなども必要になります。当院では的確な診断はもちろんのことですが、不安・恐怖を克服して社会生活をスムーズに送れるように手助けをしていきたいと考えております。過去のトラウマが発症に関与する場合もあるため、BCT(ボディコネクトセラピー)などのトラウマ処理の手法も併用することがあります。

今回は、対人恐怖症(社会不安障害)について解説します。 もくじ

対人関係というのは様々な要素が総合して成り立っているもので、意識を変えれば何とかなるというほど簡単なものではありません。
解決には、認知のみならず、経験・体験のケア、他者イメージ・自己イメージの修正、安心安全感の回復、過緊張や過剰適応など付随して生じている問題の解決に取り組んでいきます。トラウマケアも積極的に用いられます。
社交的な性格の方もいれば、内気な性格や社交的ではない方もいます。それぞれの個性です。それ自体は問題ではありません。頑張って社交的になることが治ることではなく、解決の目標となるのは、安心して自分の個性、気質のままで他者と関れるようになることです。

うつ病・うつ状態などでやる気がでない、引きこもり、ニート、対人恐怖症、社交 ..

対人恐怖症、社交不安を克服するためには安心安全感や自信(自己)の回復がポイントになります。アプローチの仕方として認知療法、暴露療法そしてトラウマケアなどがありますが、原則を知っていることは助けになります。

過剰な不安や恐怖によってストレスを感じてしまいます【社会不安障害・パニック障害・恐怖症】など恐怖 ..

パフォーマンス限局型の特徴は、日常での対人関係は特別な問題がなく過ごしているにも関わらず、苦手なシーンになると急激に緊張が高まってしまうことです。ふるえや発汗、顔のほてり、腹痛、吐き気など、自律神経の高ぶりにともなう身体症状が見られ、回数を重ねても慣れることがなく、むしろ不安や恐怖が高まっていきます。

レクサプロ副作用 レクサプロ突然死 レクサプロ眠気 レクサプロ吐き気 レクサプロ ..

治療の流れとしては
① 薬物療法にて症状を落ち着かせる。症状が落ち着くまで1~2週間に1回のペースの通院となりますが、落ち着いたら月1回ペースの通院となります。
② TFT(思考場療法)、BCT(ボディコネクトセラピー)なども適宜併用して認知行動療法CBTを並行して行う。特に不安・恐怖へのチャレンジを心理士の協力を得て行っていきます。2~4週に1回のペースで行います。
③ 一定期間症状がほとんどなくなってから、つまり寛解してから徐々に薬を減薬していき治療終了となります。

不安を伴う活動は完全に避けられているか、または強い恐怖に耐えながら行われています。 ..

→他の病気による社会不安ではないことが必要です。他の病気による影響であることも少なくなく、社会不安障害の診断はそう単純ではありません。

基本的にはSADにはエスシタロプラム(レクサプロ)などのSSRIが多く使われています。 ..

SSRI(セルトラリン、レクサプロ)を内服して「幸せホルモン」といわれるセロトニンを増やすことが重要です。薬が恐くて飲めないあるいは飲み方を勝手に変える方がおりますが、ここは躊躇しないで指示通りに内服を継続することが重要です。薬をしばらく飲んで症状が改善していくと、恐れずに薬を飲むことが可能になる方が多いです。

セロトニン再取り込み阻害薬(SSRI)によるパニック障害の治療

その他に、一般に精神安定剤といわれる薬(多くはベンゾジアゼピン系と言われる薬。例えば、デパス®、りーぜ®、ソラナックス®、コンスタン®、ワイパックス®、セパゾン®、エナデール®、セルシン®、ホリゾン®、メイラックス®、ランドセン®、リボトリール®その他)は大変、安全性が高く、効果が早く、不安感や焦燥感を和らげるのに確実な効果があります。そして、SSRI、SNRIの効果が出るのに数ヶ月は必要なのと大きく異なります。しかし、アルコールのように(多くの社交不安の人が不安軽減のためにアルコールを飲んでいますが)、依存(癖になってしまうこと)を起こす可能性があります。本院では、できるだけ依存を起こさないようにロフラゼブ酸エチル、クロナゼパムなど超長時間型、長時間型を中心に使用します。不安なときだけ服用するなど、服用の仕方を工夫すると安全で、良い薬です。良く相談して、服用していきましょう。

レクサプロ)、デュロキセチン(商品名サインバルタ)などの薬剤が服用可能です ..

しかし、そのような場面における精神的苦痛が大きく、心身に影響がでている場合や、苦手なシーンを避けようとするがために生活上の不利益が生じているのなら、社会不安障害の症状として治療がすすめられます。

この研究からは、レクサプロ(エスシタ)、ミルタザピン(レメロン ..

社交不安障害は学童期や思春期の比較的早い年齢で発症することも多く、治療せずに放置してしまうと、進学・就職・結婚など人生の大切な場面での制約がかかりやすくなります。