病院では咳止めと特殊な抗生物質(クラリス・ジスロマック・ミノマイシンなど)をお出しします。


現在のところ、アジスロマイシン(ジスロマック®)が効かない例にはミノサイクリン(ミノマイシン®)という薬を使っており、副作用もほとんどみられていません。しかし、長期間(1ヶ月以上※1)使用すると、歯が黄色くなったり、肝臓が悪くなったりすることがあります。※2


ジスロマックとの併用が禁止されている薬の報告はありません。 今後追加される可能性はあるので、その都度医師の指示に従うようにしてください。

Psittaci(オウム病),Legionella pneumophila(高齢者,免疫不全者に多く,重症になる),Pneumocystis jirovecii(細胞性免疫不全者,HIV感染者),In uenza virusなどがある.③誤嚥性肺炎は,嚥下障害のある寝たきりの患者,意識障害者,特にう歯,歯肉炎の強い人,アルコール酩酊後の人などにおいてみられ,口腔内の嫌気性菌,連鎖球菌によることが多い.時に糖尿病患者などでは肺膿瘍,膿胸を合併しうる.1起因菌が未定であり,細菌性肺炎か非定型肺炎か決められない場合(実際上は大部分の症例)特に患者が重症な場合は,起因菌が判明するまでは,細菌性肺炎と非定型肺炎の両方の起因菌をカバーする初期抗菌薬治療を,可能な限り早く開始する. 起因菌検出に努める. 起因菌と薬剤感受性判明後に可能であればターゲットを絞った抗菌薬治療を行う. 1)入院治療の場合■重症市中肺炎の初期治療(主な起因菌)Streptococcus pneumoniae(60%),Legionella pneu mo -phila(10~20%),その他.(初期治療)細菌性肺炎と異型肺炎の起因菌をカバーすべく次の1.と2.から1剤ずつを併用する.1.細菌性肺炎のカバーユナシンS(ampicillin/sulbactam)1.5~3.0g 6時間ごと または ロセフィン(ceftriaxone)1~2g 24時間ごと または セフォタックス(cefotaxime)1~2g 8時間ごと+2.非定型肺炎のカバージスロマック(azithromycin)500mg 24時間ごと併用またはミノマイシン(minocycline)100mg 12時間ごと併用または(レスピラトリキノロン)クラビット(levo oxacin)500mg 24時間ごと(併用または単独) またはアベロックス(moxi oxacin)400mg 24時間ごと(併用または単独) 元のページ

耐性菌が増えており、最も効果が高いのがドキシサイクリン(ビブラマイシン)とシタフロキサシン(グレースビット)の併用やミノマイシンです。

ドキシサイクリンやミノサイクリンは、幅広い種類の菌に効き、普通の抗生 ..

B.2 肺炎 Hospital acquired pneumonia

併用するか,レスピラトリーキノロン(ガレノキサシン,モキシフロキサシン ..