夜遅くまでパソコンやスマートフォンで作業すると、睡眠を促すメラトニンの分泌が抑制され、睡眠に悪影響を及ぼします。 ..
メラトニンは、体内時計のリズム調整に関わっていると考えられているホルモンです。生理的には20時ころから分泌されて真夜中にピークとなり、明け方になると少なくなっていきます。このように生理的な物質ですので、メラトニンが睡眠に効果があるのではと研究されてきました。
グリシン」「トリプトファン」といった栄養素の摂取を意識してみると良い ..
ですが成人に対する効果ははっきりせずお薬とはなっていませんが、海外を中心にサプリメントとして広く使われています。メラトニンをサプリメントとして摂取すると、1~2時間くらいですぐに分解されてしまいます。半減期(血中濃度が半分になるまでにかかる時間)は30分程度といわれていて、寝つきしか効果がありません。このため、睡眠の維持には効果が期待しにくいです。
グリシンはもともと、睡眠への効果はまったく考えられていませんでした。2002年に味の素で行われたアミノ酸の効果を確認する研究で偽薬としてグリシンが使われた時に、思いがけずに熟眠感が強まることが確認されました。これをうけて、グリシンの睡眠への効果が研究されるようになりました。
グリシンは、すみやかに深い睡眠へ導けるはたらきが報告されています ..
睡眠薬としても、メラトニンをターゲットにした薬が発売されています。メラトニン受容体作動薬のロゼレムという薬です。メラトニンを分泌するように促すことで、睡眠効果を期待します。ロゼレムでは、メラトニンよりも睡眠維持効果が期待できます。
味の素から、グリシンの睡眠サプリとしてグリナが発売されています。2005年ごろから発売されているとのことで、これまで200万人以上の方に使われてきたとのことでした。
グリシンは、中枢神経系に作用して深部体温を下げる作用があり、寝つきを ..
グリシンの睡眠サプリメントとしては、味の素から「グリナ」が長らく発売されています。製品ホームページを見てみると、実験データとともに睡眠に対する効果がうたわれています。ですがこのデータ、わずか11名で調べた報告です。
眠れない人のサプリとしてGABA、グリシン、テアニン、メラトニンなどがメジャーです。ヤ〇ルト1000もありましたね。
【2024年版】睡眠サプリは本当に効果あり?おすすめサプリ厳選15選
メラトニンは以前の「メラトニンのすすめ」としてブログでもご紹介しています。
メラトニンは脳の松果体から出るホルモンで体内時計として、睡眠・覚醒のリズムをコントロールしており不足してくると深い睡眠が障害されます。そこでサプリとして補充するのです。安全で依存性はありません。
使い方としては寝る1時間ほど前に服用します。
使用量は個人差があるのですが、最初は1-2mgから開始するのが無難でしょう。熟睡できないようなら徐々に量を増やし20mg程度までは全く問題ありません。
メラトニンにはエネルギーの活性化、ナチュラルキラー細胞の増加、強い抗酸化力など睡眠以外にも有用な作用があります。
ひとつ、メラトニンの副作用に悪夢があります。人によっては大したことない夢ですが、耐え難い場合もあるようです。個人的にはメラトニンを服用した際に、たまにですけど、取り返しのつかないことをした夢や、医師国試にどうしても通らない夢を見ます。(←これはメラトニンとは関係ないかも)
睡眠サプリは各社から様々販売されています。GABA、テアニン、グリシンが混ざっているものが多いようです。自分に合ったものを選んで飲んでみて下さい。品薄のヤクル〇は腸にも良いのでお勧めです。それでも無理な場合はメラトニンを入手、どうにもならない場合は睡眠薬の出番ですね。
メラトニンには睡眠と覚醒のリズムを調整する働きがあり、メラトニンが ..
テアニンをはじめ、GABAやグリシン、トケイソウなど、睡眠サポート効果の高い成分を多く含んでいるのが特徴で、多くの利用者が睡眠の質が良くなったと実感しているようです。また、1日当たり100円未満で続けられるリーズナブルさというのも人気を集める理由でしょう。