フィナステリド(プロペシア)やデュタステリド(ザガーロ)など、AGA(男性型 ..
亀田メディカルセンターでは男性不妊外来を開設しております。
泌尿器科専門医・指導医、生殖医療専門医の小宮顕部長が担当します。
当院のもご参照ください。
精子濃度減少、無精子症、精子運動性低下、精子形態異常等)、リビドー減退、
男性の場合
・「性欲減退」「男性機能障害」といった副作用がある
・フィナステリドが精液中に溶け込むのは微量
・妊活開始は服用中止後3ヶ月空けてから
プロペシアは、アメリカで開発された薄毛治療薬です。日本では2015年12月より販売が開始されており、世界60ヶ国以上で使用されている実績があります。また、日本の13,000件を超える医療機関でも取り扱われているため、もっともポピュラーなAGA・薄毛治療薬といえるでしょう。
睾丸痛、血精液症、男性不妊症・精液の質低下(精子濃度減少、無精子症、精子運動性低下、精子形態異常等)注2)
亀田メディカルセンターでは男性不妊外来を開設しております。
泌尿器科専門医・指導医、生殖医療専門医の小宮顕部長が担当します。
当院のもご参照ください。
フィナステリドを服用している間は、子作りをするためのベストな環境とはいえません。
とくに妊娠中または妊娠の可能性がある女性は、フィナステリドの粉を触ることすら禁止されています。皮膚からも吸収されてしまうという報告があるためです。
妊活を優先したいのであれば、フィナステリドの服用を休止したほうがいいでしょう。
無精子管症候群(Cystic fibrosis):この遺伝性疾患は、精管の発育不全 ..
お子さんを望んで妊活をされているご夫婦のためのブログです。妊娠・タイミング法・人工授精・体外受精・顕微授精などに関して、当院の成績と論文を参考に掲載しています。内容が難しい部分もありますが、どうぞご容赦ください。
プロペシアは、フィナステリドを主成分とした治療薬です。現在は、ジェネリック医薬品の「フィナステリド」も販売されています。フィナステリドは、もともと前立腺肥大症や前立腺がんなどの、男性特有の疾病を治療するために開発されていた成分です。しかし、フィナステリドを投与された患者に、発毛や抜け毛の減少といった効果が現れたため、薄毛治療薬としての開発が進められました。前立腺肥大症や前立腺がんに使用される治療薬よりも、フィナステリドの含有量を減らしたものが、AGA・薄毛治療に使用されるプロペシアです。
AGA治療薬「プロペシア(フィナステリド)」男性型脱毛症 飲み薬
ここからはさらに詳しく、フィナステリドの成分や副作用、妊活するうえで把握しておくべき情報を解説していきます。
お子さんを望んで妊活をされているご夫婦のためのブログです。妊娠・タイミング法・人工授精・体外受精・顕微授精などに関して、当院の成績と論文を参考に掲載しています。内容が難しい部分もありますが、どうぞご容赦ください。
プロペシア(成分名フィナステリド)は「5α還元酵素II型阻害薬」と言って ..
フィナステリドは男性型脱毛症(AGA)に有効的な成分です。
5αリダクターゼⅡ型の働きを阻害することで、ジヒドロテストステロンの生成を抑制します。
ジヒドロテストステロンが生成されなくなると、ヘアサイクルは正常に戻り、健康的な髪の毛が生えてくるようになるのです。
ちなみに5aリダクターゼにはⅠ型とⅡ型 があり、フィナステリドは前頭部や頭頂部多く存在するⅡ型を阻害します。
フィナステリドはもともと、前立腺肥大症の治療薬として使われていましたが、患者から「毛が生えた」という報告を受け、育毛薬として改良されたのが始まりです。
すでに60か国以上で使用実績があり、安全性の高い成分としても有名です。
抜け毛を止める【守り系】のAGA治療薬として、効果が期待されています。
2例の無精子症例中1例の精液中に精子が出現した (12M後: 100万/ml) 1例の乏精子症 ..
製造販売元 / 処方量
プロペシア ・ MSD株式会社 ・ 0.2mg/1mg
フィナステリド錠「サワイ」 ・ 沢井製薬株式会社 ・ 0.2mg/1mg
フィナステリド錠「クラシエ」 ・ 大興製薬株式会社 ・ 0.2mg/1mg
睾丸痛、血精液症、男性不妊症・精液の質低下(精子濃度減少、無精子症、精子運動性低下、精子形態異常等) 注2) ..
AGA治療において大きな存在となっているフィナステリドは、取り扱い方によっては胎児に影響を及ぼしかねません。
ここで覚えておきたいのは、男性と女性とで、フィナステリドの取り扱い方法や注意点に大きな違いがあることです。
射出精液中に精子がいない無精子症の方において、精巣を切開して精子を取り出す ..
フィナステリド配合の治療薬は通販サイトを利用すれば、個人購入も可能です。
しかし、確実性や安全性を考慮すると、クリニックで処方してもらうことを強く推奨します。
(無精子症、精子濃度減少、精子形態異常等、精子運動性低下); 肝臓
フィナステリドには性機能障害といった副作用があります。
具体的には、以下の症状が挙げられています。
・リビドー減退注
・勃起機能不全
・射精障害注
・精液量減少
・睾丸痛
・血精液症
・男性不妊症
・精液の質低下(精子濃度減少、無精子症、精子運動性低下、精子形態異常等)
精子濃度減少、無精子症、精子運動性低下、精子形態異常等)、AST上昇、ALT ..
フィナステリドによって性機能障害が起こる原因は「テストステロンの減少」や「思い込み」などの憶測もありますが、実際のところは解明されていません。
また、フィナステリドはほかのAGA治療薬と比較しても副作用の発現率は低く、実際60か国以上で使用実績のある安全性の高い薬です。
性機能障害の副作用はありますが、発現率は0.7~1.1%ほど。
確率的には低いですが、フィナステリド服用後に性機能障害が起こるリスクは否定できません。
肝機能障害、過敏症、生殖器へ影響[睾丸痛、男性不妊症(精子濃度減少、無精子症 ..
プロペシアは、AGAの発症に関わる「5αリダクターゼ」に対して作用します。
そもそもAGAは、善玉の男性ホルモン「テストステロン」が、悪玉の男性ホルモン「ジヒドロテストステロン(DHT)」に変換されることによって生じます。男性ホルモン「テストステロン」は、男性らしい身体を作るために必要なホルモンですが、還元酵素「5αリダクターゼ」と結合することで、悪玉男性ホルモン「ジヒドロテストステロン(DHT)」になってしまうのです。この「ジヒドロテストステロン(DHT)」は、脱毛因子の増殖を促すため、抜け毛が増えAGAを発症します。
プロペシアは「テストステロン」が「5αリダクターゼ」と結合するのを阻害するため、悪玉男性ホルモン「ジヒドロテストステロン(DHT)」が作られなくなり、AGAの発症を抑制するのです。また、「5αリダクターゼ」にはⅠ型・Ⅱ型の2種類があり、プロペシアはⅡ型のみに作用します。「5αリダクターゼⅡ型」は、前頭部や頭頂部に多く存在しているため、前髪の生え際のM字部分や、頭頂部の薄毛が目立つ方に適した治療薬と考えられています。
肝機能障害、過敏症、生殖器へ影響[睾丸痛、男性不妊症(精子濃度減少、無 ..
プロペシアは、フィナステリドを主成分とした、AGA・薄毛治療薬です。世界中で使用されている、もっとも一般的なAGA・薄毛治療薬といえます。プロペシアの作用機序や効果・副作用・初期脱毛・飲み方・注意点など、プロペシアについて詳しく解説するため、AGAや薄毛にお悩みの方は、参考にしてください。
フィナステリド錠(AGA治療)※プロペシアのジェネリック医薬品
フィナステリドの副作用の1つに精液量減少が挙げられていますが、精液成分に変化はないのか気になりますよね。
もし精液のなかにフィナステリドの成分が含まれていたら、胎児に影響が出る可能性も。
果たして、AGA治療と子作りは同時進行できるのか!?
以下3つに着目してみました。
・精液成分の変化
・胎児への影響
・フィナステリドの成分を抜くとしたら何日かかるのか?
無精子症、精子運動性低下、精子形態異常等)注1)、リビドー減退
プロペシア(フィナステリド)を服用していると、精液所見が悪くなることは良く知られていましたが、添付文書の副作用にも「男性不妊症・精液の質低下(精子濃度減少、無精子症、精子運動性低下、精子形態異常等)」が追加になりました。
フィナステリドは、AGA治療薬「プロペシア」の主成分です。 当初は ..
フィナステリドによって精液成分が変化することは、ほとんどありません。
フィナステリドが精液中に溶け込む量は、投与量の0. 00076%以下と言われています。
これは驚異的に少ない量であり、影響が出るほどではありません。
そのため、フィナステリドによって精液成分が変わる可能性は非常に低いと言えます。
当院ではプロペシア、フィナステリド(プロペシアの後発品)、とザガーロの投薬治療 ..
結論から言うと、胎児に影響が出る可能性は非常に低いです。
前述でも記載したように、フィナステリドが精液中に溶け込む量はごく僅かなので、性交によって女性の体内に成分が伝わることはほとんどありません。
ちなみに精液を触ったり、飲んだりしても問題はないようです。
フィナステリドの代表的な副作用に男性機能低下があり、症状としては性欲減退、勃起不全、精子量減少が挙げられます。 ..
フィナステリドやデュタステリドといった5α-還元酵素阻害薬はAGA治療薬として広く用いられています。この研究は古いものですが、症例数はある程度あり、多施設の無作為化試験という比較的質の高いものです。この研究からわかるのは、”若年の健常者において”は、フィナステリド1mgの投与によって精子の数や精子の運動性に影響はないだろうということです。最近の後ろ向きの研究でもAGA治療としてフィナステリド1日1mgの内服により、有意に精子数の減少が起きたことが報告されました(Pallotti F et al, Endocrine. 2020)。この研究でも、フィナステリド開始時の精子数がとても多かったため、大抵の場合は減少しても問題ないレベルに収まっていました。我が国で認可されている0.2mgではさらに影響が小さいことが予想されます。他の研究では妊娠中に精液からこの薬剤が移行することの問題も検討されていますが、ごく微量なので妊娠に影響しないと結論づけられています(Laborde E and Brannigan R, J Androl 2010)。
ただし、今回ご紹介した研究には不妊症の症例や、より高齢の男性は基本的に含まれていませんので解釈には注意が必要です。
5α-還元酵素I型およびII型の両方の作用を阻害するデュタステリドについては次回ご紹介します。