それでは詳しいデータを見ながらコブラLTDxドライバーについてレビューしていきます


それぞれのショットを重ねたものがこちら。打ち出しも揃っているし、メーカーが謳う高慣性モーメント化による安定性の向上は実感します


コブラ「LTDx」ドライバーシリーズの価格は499ドル(ジュニアモデルは399ドル)。

飛びに加えて安定性も中々のものです。弾道はストレートからドローよりという結果でした

飛距離は間違いなく最高峰です。平均キャリーでは(平均キャリー274.7)に次ぐデータとなり、早くも2022年では最強ドライバー候補に入ります。前作では今ひとつ飛距離が伸びなかったのですが、1年でここまで仕上げてくるのはやばい。をはじめ、コブラ使用プロがスイッチするのも納得です

コブラ「LTDx」ドライバーに驚いた! 球が強くてミスにも強い!!

「EPIC MAX LS」は相対的に高重心設計だったし、時に「Sub-Zero」という名前だったにも関わらず、キャロウェイでは「超低重心」というものに何年も手をつけていなかった。「ROGUE」は「MAX LS」で重心を少し低くしているが、『Zero CGna』にはほぼ遠いように思える。

今のところ分からないというのが正直なところ。とはいえ、キャロウェイのデザインについて分かっていることを見てみれば、私の見立てでは「ROGUE ST MAX」は(少なくともMOIという点で)同様の寛容性があるが、重心はかなり高いところにあると言える。

2015年に発売された『KING LTD』は驚異的な低重心を実現したコブラの代表作。 ..

同様に、「LTDx MAX」ほど面長ではないが、コブラではこの形状を「XTREME」のコンパクト版と表現しており、ということは完全に「XTREME」と同じではないということだ。

驚きだ!形状で言うと、コブラの「LTDx」ドライバーは、シリーズの真ん中に位置する。「SPEEDZONE」の形状も彷彿とさせるが、後部は「LTDX MAX」ほど低くはない。

今回はコブラの『キング LTD x』ドライバーを取り上げる。 ミスヒットに強い設計

「秀逸」なのか「悪くはない」になるのかはともかく、これはコブラに必要だったことであることは間違いない。だから、音がかなり主観的な要素であることを加味した上で、合格にしたいと思う。

LTDxは3タイプあるラインナップの中では真ん中に位置し、5000g・cm2以上もの慣性モーメントを備えています。ヘッドの特徴については後述しますが、すべてのヘッドで共通するのは「安定性を高めながらスピードをアップ」しているということです


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本音で話そう。ここ数世代のコブラドライバーの「打音」は、素晴らしいとはとても言えず、良くもなかった。公平をきすために言うと、「RADSPEED」は史上最低の音のドライバーでもコブラ史上最低の音のドライバーでもなかったが、私的には、「F6+」以降だとコブラの中で音は最悪だった。

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前のくだりと合わせれば、なぜコブラは後継モデル(「LTDx」)がオリジナルの「LTD」よりも優れていると確信しているのかという説明がつく。

コブラ『LTDx 』ドライバー【試打レビュー】 COBRA LTDx Driver

コブラでは「LTDx」のMOI値を約5,300にしている。「寛容性」がしっかりあるということだ。

コブラ キング LTDx ドライバー3種を比較試打|新製品レポート

そして、コブラ「LTDx」ドライバーは、“ユニコーン”と形容される今シーズン2つめのドライバーとなっている。

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コブラの「LTDx」ドライバー(末尾に文字なし)は、ほぼ全ての面で「LTDx LS」と「LTDx MAX」の間に位置する。「LS」のように、前方の『PWR-CORE』のウェイトは19g。バックウェイトは5gで、これは「MAX」と同じだ。

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コブラ「LTDx MAX」ドライバーは、10.5度と12度がラインナップしている。レディースモデルは、ピンク系のエルダーベリーのカラーリングで10.5度と12度がある。

cobra コブラ KING LTD X MAX PALM TREE(2020) ドライバー

「LTDx」3モデルの中で、「LTDx MAX」はスカート高が一番低くなっている。コブラの(「RADSPEED Xtreme」同様の)オーバーサイズ「Xtreme」形状で、シリーズ中で最も大きな投影面積で面長のデザインとなってはいるものの、決して不恰好だったり煩わしいというわけではない。

コブラ LTDx ドライバーで最大の飛距離と安定性を実現。寛容性が高く、初心者から上級者まで対応。

コブラでは、最適な重心位置(低く深い位置)をキープしながら、ある程度スライスも抑制しつつ、見た目が悪くない形状も維持したいとしている。

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ヒール側に10gのウェイトを配置することで、コブラの「LTDx MAX」は、事実上「LTDx MAX」“ドローモデル”に。MOIは数百下がり、重心もほんの少し低くなり、そしてかなりスライスしない弾道が手に入る。

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というわけで、「LTDx」の「打音」は素晴らしいのか?繰り返しになるが、それは皆さん次第。私が言えるのは、このドライバーの音は、「KING LTD」以降のコブラドライバーの音と同じように良いということだ。

中古 アイアン コブラ LTDx Cobra King LT-X 7番アイアンのサムネイル ..

コブラによると、重心は中心軸の上から1mm以内に収まっているようで、これは市場ではレアなこと。競合モデルでは、重心が最も低いドライバーでも2mm前後となっており、言い漏れしたかも知れないが「G425 MAX」でも、重心は中心軸より1.5mm上に設定されている。

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それ以上に大切なことは、コブラでは「MAX」が卓越した「寛容性」とズバ抜けた「ボール初速」のバランスを取れると感じているようだ。

(LTD)を達成できるように、究極(Xtreme)を目指したコブラ ..

「RADSPEED Xtreme」の強みはその「寛容性」だったが、この「LTDx MAX」でもそれは言える。10gのウェイトを後方に配置したことで、MOIは5,400となっており、USGAの規制まではいかないものの市場の中では高MOIを実現。

かなり強い球が打てる!コブラ2022年最新作「LTDx ドライバー」

コブラでは、この「LTDx MAX」ドライバーを「RADSPEED Xtreme」と「RADSPEED Xtreme Draw」の融合と位置付けている。

2015年に発売された『KING LTD』は驚異的な低重心を実現したコブラ ..

コブラによれば、「LTDx LS」のMOIは4,300程度。これはピンの「G425 MAX」の類には遠く及ばないが、前重心、低スピンということを考えれば、ひどいとは言えない。普通は仕方ないことだし、正真正銘の低スピン部門においては「寛容性」は犠牲となるのだ。

球が上がる!飛ばせる!コブラ2022年最新作「LTDx アイアン」

「LTDx」は457ccだが、気にするほどアンダーサイズではない。コブラでは、この形状を“従来型”としているが、これは正しい表現だと思う。

LTDxシリーズ」のアイアンについて解説していただきました。 #ゴルフ #コブラ ..

お伝えした通り、「LTDx LS」は「LTDx」3モデルの中で最も「空力特性」に優れており、トレーリングエッジが一番高く(最も「SPEEDBACK」に似ていないところ)、最もシャローフェースになっている。