シェルビーコブラ アジアパシフィック(AP)モデル「A-Line」[6速ATモデル]
1966年にコイルスプリング仕様のシャシーを使ったヨーロッパ仕様のMkⅢが289cid(4736cc)V8 270ps/5800rpm、43.4kg-m/3400rpmエンジンを積んで27台(内R/H仕様は20台)生産された。テームズ・ディットンのAC工場でシャシーとボディーを組み立てたあと、ロサンゼルスのシェルビー・アメリカンでエンジン+ボルグワーナー製4速MTを積むのは同じだが、「Cobra」の名前はフォードの所有となっており「AC 289 Sports」の名前で販売された。オイルクーラー冷却用の空気取り入れ口はライセンスプレート取り付けのためにふさがれ、ブレーキ冷却用のスリットは室内へのフレッシュエア取り入れ口となった。そして、マグホイールはワイヤホイールに換装されている。
AC CobraのシャシーNo.は最初のアルファベットは北米向けがCSX、英国、ヨーロッパ向けはCOX、COB、CSB MAで、続く4桁の数字は2000番台がリーフスプリングシャシーで3000番台がコイルスプリングシャシーであった。
シェルビーコブラ アジアパシフィック(AP)モデル「A-Line」[6速ATモデル]
ランボルギーニやベントレーをはじめ、欧州ハイエンドカーに採用されるBang&OlufsenのB&Oサウンドシステムのオプション選択が可能です。
システムは12スピーカーとトランク格納式サブウーファーで構成されており、豊かで深みのあるサウンドを実現しています(テクノロジーパッケージ)
1967年Cobra 427 S/Cのカタログ。1966年の途中からエンジンをGalaxie 428cid(7014cc)シングル フォード製4バレルキャブ355ps/5400rpm、58.1kg-m/3200rpmに換装した。そして1967年3月、世界最速のスポーツカーと言われたCobra 427の生産を終了した。427の生産台数は史料によって異なるが、350~400台程度と推察する。台数に関しては参考値として見ていただきたい。
1964年以降、フォードではGT40、マスタングGT350Rでのレース活動に重点を置くようになり、キャロル・シェルビーも深く関わることになる。
シェルビーコブラ アジアパシフィック(AP)モデル「A-Line」[6速ATモデル]
ストリートユースのCobra 427 S/C(Semi Competition)のスペックシート[このカッコのなかはコンペティションモデルのデータを記します]。427cid(6997cc)V8 OHV ツインHolly 4バレルキャブ425ps/6000rpm[485ps/6500rpm]、66.4kg-m/3700rpmエンジン+フォード製4速MTを積み、シャシーの基本となる2本の鋼管は直径3in(76mm)から4in(102mm)に強化され、サスペンションは前後ともウイッシュボーン+コイルスプリングに変更された。サイズはホイールベース90in(2286mm)、全長156in(3962mm)、全幅68in(1727mm)[70.5in(1791mm)]、全高49in(1245mm)、トレッド前/後56in(1422mm)/56in[58in(1473mm)]、車両重量2529lb(1147kg)[2150lb(975kg)]。グッドイヤーBlue Dot 8.15×15タイヤ+7½×15[リアは9½×15]マグネシューム合金ホイールを履く。427 S/Cの生産台数は31台。コイルスプリングモデルはCobra Mark IIIと呼ばれる
視認性の高い12インチLCDデジタルインスツルメントクラスターを装備。
ドライバーは視線移動なしで、車両からのインフォメーションを確認できます。
新型ACコブラGTロードスターは、V8スーパーチャージャーエンジンを搭載
上の2点は「Ford Times」1965年8月号に掲載された「Cobra 427」。全幅が7in(178mm)広い68in(1727mm)となってグラマラスとなった427はラジエーターグリルも大きくなり、グリルの下側にはオイルクーラー冷却用のエアダクトが、更に、ラジエーターグリルの両側にはブレーキ冷却用のスリットが追加されている。インストゥルメントパネルのメーター配置も変更され、グローブボックスは無い。
最後にレコードを1枚紹介する。リップ・コーズ(Rip Chords)の「Hey Little Cobra」は元テディベアーズ(The Teddy Bears)のリードシンガーであったキャロル・コナーズ(Carol Connors)が、彼女の所有するCobraにインスパイアされて作った曲で、1964年2月にシングル盤で発売され、全米4位となるヒット曲となった。それに気をよくして急きょ作られたリップ・コーズのファーストアルバムが、この「Hey Little Cobra and Other Hot Rod」であった。
シェルビーコブラ アジアパシフィック(AP)モデル「A-Line」[6速ATモデル]
上の2点はフォードが発行する顧客用の情報誌「Ford Times」1965年8月号に掲載された「Cobra 427」の記事。コブラの登場によって、素晴らしいスポーツカーはヨーロッパからやってくる、というスポーツカーファンたちの概念を打ち破った。そして、U.S.ロードレーシング・チャンピオンシップも過去2年獲得したし、GTカーのワールドチャンピオンシップも、前年はフェラーリを破る射程距離内に迫った。Cobra 427の登場によってワールドチャンピオンも夢ではなくなる。との思惑どおり1965年にはGTカーのワールド・マニュファクチャラー・チャンピオンとなっている。
シェルビーコブラ アジアパシフィック(AP)モデル「A-Line」[6速ATモデル] 試乗レポート/岡本幸一郎 試乗画像12
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シェルビーコブラ アジアパシフィック(AP)モデル「A-Line」[6速ATモデル]
今回、体験ドライブをおこなった新型ACコブラGTロードスターは、このACコブラの真の後継モデルです。2023年5月に復活、世界初公開されたオープンスポーツカーです。
シェルビーコブラ アジアパシフィック(AP)モデル「A-Line」[6速ATモデル]
全長4330mm×全幅1960mm×全高1400mm、ホイールベース2570mmと、オリジナルのACコブラよりも大幅に大型化されたいうボディに、663馬力・780Nmを発生するフォード製の5リッターV型8気筒+スーパーチャージャーを搭載。組み合わせるトランスミッションは6速MT、または10速ATで、後輪を駆動します。
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車両重量は1400kgと軽量ということもあり、0−100km/h加速は3.4秒、最高速度は278km/hというパフォーマンスを発揮します。
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英国のACカーズは12月6日、新型オープン2シータースポーツカーの『コブラGTロードスター』(AC Cobra GT roadster)の受注を開始した。英国でのベース価格は、24万ポンド(約4340万円)と発表されている。
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新型ACコブラGTロードスターの英国での車両価格は、28万5000ポンド(日本円で約5692万円。付加価値税込み)からと発表されています。年産は250台で、2024年の生産分はすでに予約で割り当てられています。
シェルビーコブラ アジアパシフィック(AP)モデル「A-Line」[6速ATモデル]
ACカーズは5月24日、新型オープン2シータースポーツカーの『コブラGTロードスター』(AC Cobra GT roadster)の新たな写真と映像を公開した。
シェルビーコブラ アジアパシフィック(AP)モデル「A-Line」[6速ATモデル]
英国の自動車メーカー、ACカーズは2024年5月24日、ドニントン パークにある本社および研究開発センターで、新型「AC Cobra GT Roadster(ACコブラGTロードスター)」の初のダイナミックデモンストレーションと体験ドライブを行い、顧客やVIPゲストに披露しました。
シェルビーコブラ アジアパシフィック(AP)モデル「A-Line」[6速ATモデル]
シボレー製6.2L V8を積んだ最新作、コブラGTロードスターが今春正式発表される予定です。新設計のアルミシャシーとカーボンボディを採用し、大型化しながらも車重1500kg以下に抑えているとのことです。
シェルビーコブラ アジアパシフィック(AP)モデル「A-Line」[6速ATモデル]
英国の自動車メーカーであるACカーズは、新型車「コブラGTロードスター」を公開した。著名なACコブラは、3年間にわたる開発プログラムを経て、根本から生まれ変わる。
シェルビーコブラ アジアパシフィック(AP)モデル「A-Line」[6速ATモデル]
「コブラ」の名称の権利を持ち、創業122年の英国最古の自動車メーカーを主張するACカーズは、春以降に新型車の全貌を明らかにする予定だ。AUTOCARは発売に先立って、このモデルの独占画像を入手した。
シェルビーコブラ アジアパシフィック(AP)モデル「A-Line」[6速ATモデル]
伝統のマッスルカー、ACコブラが現代に復活、ユーザーを集めた体験ドライブが英国で行われました。どんなクルマなのでしょうか。
シェルビーコブラ アジアパシフィック(AP)モデル「A-Line」[6速ATモデル]
ACの名前を広めたのが、1960年代に一世を風靡した『シェルビーACコブラ』だ。レーシングチーム、シェルビーアメリカン代表のキャロル・シェルビー氏が、ACカーズの高い技術力に着目。さらにフォードモーターがACカーズに、フォード『マスタング』用のV8エンジンを供給する話がまとまり、マッスルスポーツカーのACコブラが誕生した。
シェルビーコブラ アジアパシフィック(AP)モデル「A-Line」[6速ATモデル]
ACカーズの最新作として、英国で受注を開始したのが、コブラGTロードスターだ。軽量設計のアルミ製スペースフレームシャシーには、フォードモーター製の5.0リットルV型8気筒ガソリンエンジン「コヨーテ」を搭載する。
シェルビーコブラ アジアパシフィック(AP)モデル「A-Line」[6速ATモデル]
ACカーズは1901年、英国に設立された老舗スポーツカーメーカー。ACの名前を広めたのが、1960年代に一世を風靡した『シェルビーACコブラ』だ。レーシングチーム、シェルビーアメリカン代表のキャロル・シェルビー氏が、ACカーズの高い技術力に着目。さらにフォードモーターがACカーズに、フォード『マスタング』用のV8エンジンを供給する話がまとまり、マッスルスポーツカーのACコブラが誕生した。