デキサメタゾンプロピオン酸エステルローション0.1%「MYK」
湿疹・皮膚炎群(進行性指掌角皮症、ビダール苔癬、日光皮膚炎を含む)、痒疹群(蕁麻疹様苔癬、ストロフルス、固定蕁麻疹を含む)、虫さされ、薬疹・中毒疹、乾癬、掌蹠膿疱症、扁平紅色苔癬、紅皮症、慢性円板状エリテマトーデス、紅斑症(多形滲出性紅斑、ダリエ遠心性環状紅斑、遠心性丘疹性紅斑)、毛孔性紅色粃糠疹、特発性色素性紫斑(マヨッキー紫斑、シャンバーク病、紫斑性色素性苔癬様皮膚炎)、肥厚性瘢痕・ケロイド、肉芽腫症(サルコイドーシス、環状肉芽腫)、悪性リンパ腫(菌状息肉症を含む)、アミロイド苔癬、斑状アミロイドージス、天疱瘡群、家族性良性慢性天疱瘡、類天疱瘡、円形脱毛症
デキサメタゾンローション0.1%「イワキ」の効果・効能・副作用
メサデルム(一般名:デキサメタゾンプロピオン酸エステル)は、抗炎症作用や血管収縮作用のあるステロイド外用剤で、炎症による皮膚の赤みやかゆみ、はれなどを改善する作用があります。
は強さにより5段階に分けられますが、メサデルムの強さは上から3番目のストロングクラスです。同じ強さのステロイド外用薬としては、フルコート(フルオシノロンアセトニド)、ベトネベート(ベタメタゾン吉草酸エステル)、、などがあります。
長期・大量使用又は密封法(ODT)により、発育障害をきたすおそれがある。また、おむつは密封法(ODT)と同様の作用があるので注意すること〔8.重要な基本的注意の項参照〕。
デキサメタゾンプロピオン酸エステルローション0.1%「MYK」
国内で実施されたメサデルムの一般臨床試験では、ステロイド外用剤が適応となる皮膚疾患に対して有効率が85.4%であったことが報告されています。また、再審査終了時におけるメサデルムの副作用発現率は1.1%で、その多くは塗布した部位に局在したものでした。
妊婦又は妊娠している可能性のある女性に対しては大量又は長期にわたる広範囲の使用を避けること〔8.重要な基本的注意の項参照〕。
デキサメタゾンプロピオン酸エステルローション0.1%「MYK ..
湿疹・皮膚炎群(進行性指掌角皮症、ビダール苔癬、日光皮膚炎を含む)、痒疹群(蕁麻疹様苔癬、ストロフルス、固定蕁麻疹を含む)、虫さされ、薬疹・中毒疹、乾癬、掌蹠膿疱症、扁平紅色苔癬、紅皮症、慢性円板状エリテマトーデス、紅斑症(多形滲出性紅斑、ダリエ遠心性環状紅斑、遠心性丘疹性紅斑)、毛孔性紅色粃糠疹、特発性色素性紫斑(マヨッキー紫斑、シャンバーク病、紫斑性色素性苔癬様皮膚炎)、肥厚性瘢痕・ケロイド、肉芽腫症(サルコイドーシス、環状肉芽腫)、悪性リンパ腫(菌状息肉症を含む)、アミロイド苔癬、斑状アミロイドージス、天疱瘡群、家族性良性慢性天疱瘡、類天疱瘡、円形脱毛症。
湿疹・皮膚炎群(進行性指掌角皮症、ビダール苔癬、日光皮膚炎を含む)、痒疹群(蕁麻疹様苔癬、ストロフルス、固定蕁麻疹を含む)、虫さされ、薬疹・中毒疹、乾癬、掌蹠膿疱症、扁平紅色苔癬、紅皮症、慢性円板状エリテマトーデス、紅斑症(多形滲出性紅斑、ダリエ遠心性環状紅斑、遠心性丘疹性紅斑)、毛孔性紅色粃糠疹、特発性色素性紫斑(マヨッキー紫斑、シャンバーク病、紫斑性色素性苔癬様皮膚炎)、肥厚性瘢痕・ケロイド、肉芽腫症(サルコイドーシス、環状肉芽腫)、悪性リンパ腫(菌状息肉症を含む)、アミロイド苔癬、斑状アミロイドージス、天疱瘡群、家族性良性慢性天疱瘡、類天疱瘡、円形脱毛症。
デキサメタゾンプロピオン酸エステルローション0.1%「MYK」
大量又は長期にわたる広範囲の密封法(ODT)等の使用に際しては注意すること(一般に高齢者では副作用があらわれやすい)〔8.重要な基本的注意の項参照〕。
メサデルムには、軟膏・クリーム・ローションの3つの剤型があり、疾患の種類や皮疹の状態、部位、季節に応じた使い分けが可能です。
軟膏は皮膚への刺激が少なく、湿潤型・苔癬化型のいずれにも使用できます。
クリームはW/O型(油性型)ですが、べたつきが少なく使用感に優れています。また、皮膚への浸透性に優れ水にも強いのが特徴です。
ローションはのびが良くさらっとした使用感で、有毛部や広範囲への塗布に適しています。
なお、軟膏とローションには、添加物として肌なじみの良いスクワランが配合されています。
デキサメタゾンプロピオン酸エステルローション0.1%「MYK」
17.1有効性及び安全性に関する試験
17.1.1国内臨床試験全国延べ249施設2740例において実施されたメサデルムクリーム0.1%・軟膏0.1%・ローション0.1%の二重盲検比較又は比較臨床試験を含む臨床試験を集計した結果、効果判定可能症例は2628例で、有効率は85.4%(2243/2628例)であった。疾患別有効率は次のとおりであった。
--------------------------表開始--------------------------疾患有効率
湿疹・皮膚炎群91.6%(788/860)痒疹群85.8%(97/113)
虫さされ96.2%(51/53)薬疹・中毒疹98.2%(55/56)
乾癬86.6%(395/456)掌蹠膿疱症83.1%(49/59)
扁平紅色苔癬78.3%(36/46)紅皮症91.5%(54/59)
慢性円板状エリテマトーデス75.6%(31/41)紅斑症94.8%(110/116)
毛孔性紅色粃糠疹76.7%(33/43)特発性色素性紫斑80.8%(122/151)
肥厚性瘢痕・ケロイド65.6%(80/122)肉芽腫症71.4%(50/70)
悪性リンパ腫63.0%(51/81)アミロイド苔癬81.5%(44/54)
斑状アミロイドージス94.4%(17/18)天疱瘡群88.6%(62/70)
家族性良性慢性天疱瘡73.3%(11/15)類天疱瘡89.1%(57/64)
円形脱毛症61.7%(50/81)合計85.4%(2243/2628)
--------------------------表終了--------------------------本剤の副作用評価可能症例は2681例であり、副作用発現率は3.5%(95/2681例)であった。主な副作用はステロイド潮紅・毛細血管拡張1.1%(30/2681例)、毛包炎・せつ1.1%(29/2681例)、皮膚萎縮0.6%(16/2681例)、ざ瘡様発疹0.6%(15/2681例)であった。
17.1.2国内多施設共同比較試験湿疹・皮膚炎、痒疹、尋常性乾癬、紅皮症(各試験89例~342例)を対象として、体部に左右対称性に存在する典型的な皮疹について、左右の病巣のそれぞれにメサデルム0.1%又は対照薬(0.12%ベタメタゾン吉草酸エステル等の既存の同種同効ステロイド外用剤)を1日2~3回、3週間(湿潤型湿疹皮膚炎では1週間)、単純塗布し、全般改善度、副作用及び有用性を比較した5つの国内多施設共同無作為化比較対照試験の結果、いずれの試験においても有用性が認められた。本剤の副作用評価可能症例は862例であり、副作用発現率は1.7%(15/862例)であった。
ローション剤、0.1%)との同等性が確認された旧処方製剤に対して
1). 皮膚感染症:(0.1〜5%未満)皮膚真菌性感染症(皮膚カンジダ症、皮膚白癬等)、皮膚細菌性感染症(伝染性膿痂疹、毛のう炎等)<密封法(ODT)の場合に起こりやすい>[処置:適切な抗真菌剤、抗菌剤等を併用し、症状がすみやかに改善しない場合には使用を中止すること]。
用法・用量. 通常1日2〜3回、適量を患部に塗布する。 なお、症状により適宜増減する。
11.1.1. 緑内障、後のう白内障(頻度不明):眼瞼皮膚への使用に際しては眼圧亢進、緑内障を起こすことがある。大量又は長期にわたる広範囲の使用、密封法(ODT)により、後のう白内障、緑内障等があらわれることがある〔8.重要な基本的注意の項参照〕。
通常、1日1〜数回、適量を患部に塗布する。 副作用(添付文書全文)
11.1.1. 緑内障、後のう白内障(頻度不明):眼瞼皮膚への使用に際しては眼圧亢進、緑内障を起こすことがある。大量又は長期にわたる広範囲の使用、密封法(ODT)により、後のう白内障、緑内障等があらわれることがある〔8.重要な基本的注意の項参照〕。
Prednisoloneの10倍、 Hydrocortisone acetateと同等の効果を示し
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通常1日2~3回、適量を患部に塗布する。 なお、症状により適宜増減する。 使用上の注意情報
1). 皮膚感染症:(0.1〜5%未満)皮膚真菌性感染症(皮膚カンジダ症、皮膚白癬等)、皮膚細菌性感染症(伝染性膿痂疹、毛のう炎等)<密封法(ODT)の場合に起こりやすい>[処置:適切な抗真菌剤、抗菌剤等を併用し、症状がすみやかに改善しない場合には使用を中止すること]。
医療用医薬品 : デキサメタゾンプロピオン酸エステル (商品詳細情報)
18.1作用機序
炎症の初発反応においてはアラキドン酸が生成され、さらに炎症関与物質のプロスタグランジンやロイコトリエン等が生成される。このアラキドン酸生成に関わる酵素(ホスホリパーゼA2)を阻害するのが特異性蛋白リポコルチンであり、コルチコステロイドはこのリポコルチンを生成させることにより、抗炎症作用を発現するものと考えられている。18.2抗炎症作用
デキサメタゾンプロピオン酸エステルは毛細血管透過性亢進(ラット)を抑制し、カラゲニン足蹠浮腫(ラット)、カラゲニン肉芽のう(ラット)、ろ紙肉芽腫(ラット)実験炎症モデルに対して消炎作用を示した。また、塩化ピクリル誘発遅延型アレルギー性皮膚炎(マウス)及びクロトン油誘発皮膚炎(ラット、マウス)に対しても耳朶皮膚反応抑制作用を示した。18.3血管収縮試験
健康成人男子を対象とした血管収縮試験の結果、ベタメタゾン吉草酸エステルに比して優れ、また、ベタメタゾンジプロピオン酸エステルに比して同等以上の血管収縮作用が認められた。18.4生物学的同等性試験
ラットを用いたクロトン油耳浮腫抑制試験、カラゲニン背部皮膚浮腫抑制試験、肉芽増殖抑制試験(ペーパーディスク法)、PCA反応抑制試験及びマウスを用いた遅延型アレルギー反応抑制試験において、デキサメタゾンプロピオン酸エステル軟膏0.1%「MYK」とメサデルム軟膏0.1%の効力比較を行った。その結果、デキサメタゾンプロピオン酸エステル軟膏0.1%「MYK」は著明な抗炎症作用を示し、メサデルム軟膏0.1%との比較においても両剤間に有意差は認められず、両剤の生物学的同等性が確認された。同様に、デキサメタゾンプロピオン酸エステルクリーム0.1%「MYK」は著明な抗炎症作用を示し、メサデルムクリーム0.1%との比較においても両剤間に有意差は認められず、両剤の生物学的同等性が確認された。
また、同様に、デキサメタゾンプロピオン酸エステルローション0.1%「MYK」は著明な抗炎症作用を示し、メサデルムローション0.1%との比較においても両剤間に有意差は認められず、両剤の生物学的同等性が確認された。
通常、1日1〜数回、適量を患部に塗布する。 5.効能又は効果に関連する注意
次の副作用があらわれることがあるので、観察を十分に行い、異常が認められた場合には使用を中止するなど適切な処置を行うこと。
11.1.重大な副作用11.1.1.緑内障、後のう白内障(頻度不明):眼瞼皮膚への使用に際しては眼圧亢進、緑内障を起こすことがある。大量又は長期にわたる広範囲の使用、密封法(ODT)により、後のう白内障、緑内障等があらわれることがある〔8.重要な基本的注意の項参照〕。
11.2.その他の副作用1).皮膚感染症:(0.1~5%未満)皮膚真菌性感染症(皮膚カンジダ症、皮膚白癬等)、皮膚細菌性感染症(伝染性膿痂疹、毛のう炎等)<密封法(ODT)の場合に起こりやすい>[処置:適切な抗真菌剤、抗菌剤等を併用し、症状がすみやかに改善しない場合には使用を中止すること]。
2).その他の皮膚症状:(0.1~5%未満)<長期連用により>ステロイド皮膚(皮膚萎縮、毛細血管拡張、紫斑)、ステロイドざ瘡、(0.1%未満)<長期連用により>皮膚色素脱失、(頻度不明)<長期連用により>ステロイド酒さ・口囲皮膚炎(ほほに潮紅、口囲潮紅等、丘疹、膿疱、毛細血管拡張を生じる)、魚鱗癬様皮膚変化、多毛[処置:前記症状があらわれた場合には徐々にその使用を差しひかえ、副腎皮質ステロイドを含有しない薬剤に切り替えること]、(0.1~5%未満)接触皮膚炎、皮膚そう痒。3).過敏症:(0.1~5%未満)皮膚刺激感、(頻度不明)発疹。
4).下垂体・副腎皮質系機能:(頻度不明)<大量又は長期にわたる広範囲の使用、密封法(ODT)により>下垂体・副腎皮質系機能抑制。
メサデルムローション0.1%の基本情報(副作用・効果効能 ..
顔や陰部は皮膚が薄いため、体のほかの部位に比べてステロイドの効果があらわれやすい一方で、副作用の発現リスクも高くなります。メサデルムを使用する際は、指示された期間を超えて長期間連用したり、自己判断で広範囲に塗布したりしないようにしましょう。
効果湿疹・皮膚炎群(進行性指掌角皮症、ビダール苔癬、日光皮膚炎を含む) ..
18.1作用機序
デキサメタゾンは合成副腎皮質ホルモンで、天然の糖質コルチコイドと同じ機序により抗炎症作用を発現するが、天然のものに比べて鉱質コルチコイド作用は減弱されている。18.2局所抗炎症作用・皮膚血管収縮作用
デキサメタゾンはヒドロコルチゾアセテート、プレドニゾロンアセテートと同等の血管収縮作用を示すことが認められている。18.3生物学的同等性試験
ラット(n=10)にデキサメタゾン軟膏0.1%「イワキ」及びオルガドロン軟膏0.1%注)を塗布し、カラゲニン足蹠浮腫抑制作用及び綿球法による肉芽形成抑制作用を、浮腫抑制率及び肉芽形成抑制率を指標に検討した結果、両剤の生物学的同等性が確認された。また、デキサメタゾンクリーム0.1%「イワキ」及びデキサメタゾンローション0.1%「イワキ」においては、オルガドロンクリーム0.1%注)との同等性が確認された旧処方製剤に対して同様の試験を行った結果、両剤の生物学的同等性が確認された。
ラットに対する薬剤5日間塗布後の足蹠浮腫抑制率(%)--------------------------表開始--------------------------
製剤\起炎剤注射後時間(hr)12345デキサメタゾン軟膏0.1%「イワキ」77.4389.4786.8184.7184.53
デキサメタゾンクリーム0.1%「イワキ」82.2577.7165.1563.3066.90デキサメタゾンローション0.1%「イワキ」93.8374.9769.9768.5369.12
--------------------------表終了--------------------------肉芽形成抑制率(%)
--------------------------表開始--------------------------デキサメタゾン軟膏0.1%「イワキ」61.35
デキサメタゾンクリーム0.1%「イワキ」45.76デキサメタゾンローション0.1%「イワキ」48.68
--------------------------表終了--------------------------浮腫抑制率、肉芽形成抑制率等の測定値は、試験条件によって異なる可能性がある。
注)オルガドロン軟膏0.1%、オルガドロンクリーム0.1%は承認整理済である。