スポルティバ コブラ 4.99|LA SPORTIVA COBRA 4.99


形状としては若干のダウントゥとなるが底面が軟らかく柔軟性があって色んな傾斜に対応してくれる。そしてエッジングもそこそこ強力だ。この靴はシャンクの入り方に工夫があるそうで、エッジ部分のミッドソールが厚く、中央部分が薄い馬蹄構造となっている。そうする事でエッジとフリクションの両立を図っているのだろう。


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更にコブラの評価を絶大な物にしているのがトゥフック性能の高さであろう。私も色々試して来たがトゥのフリクションは皮に限ると言うのが結論である。トゥフックの使いやすさは現存するクライミングシューズの中でも最上位であると言って間違いない。

サイズ感覚は少し難しく、それでなくても実寸値より大きいスポルティバサイズ(EUR)から更に大きい仕様となっている。実寸24.2cmの私でコブラはEUR36がベストフィット、ミウラーやカタナならEUR37、ソリューションはEUR37.5、スカルパ系の靴ならEUR38と同等サイズに感じられた。このEUR36はカタログデータでUS4.5(22.5cm)くらいだから実際は1.5cmくらい大きい換算になる。

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欠点を強いて言うなら靴が伸びやすい、故にサイズ合わせには注意が必要だろう。購入当初から快適に履けるサイズだと確実にガバガバシューズとなってしまう。かと言って限界過ぎるとランドから指が出て型崩れを起こしてしまう。また強力なトゥフック性能と引き換えにアッパーの皮が破れやすい。これらの欠点を解消するためにアッパーをラバー補強する人も多いが、その場合はある程度馴染んでから行う方が良いだろう。

しかしどの欠点も性能との引き換えであり重大なリスクとは言い難いもの、要は特徴と用途をしっかり把握しておけば失敗する可能性は低いのである。そんな訳でコブラは万人に推奨できる万能シューズだと言える。★4つ。

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本記事では登山やクライミング用品を販売するLa Sportiva(スポルティバ)が販売するcobra(コブラ)を履いたので紹介していきたいと思います。

「ROCK&SNOW」恒例の人気企画がクライミングネットに登場! 3人のテスターが最新シューズをテスト&レビューします。今回、5つ星を獲得するのは果たしてどのシューズ?

繊細なフィット感で、様々なクライミングシーンに対応可能。インドアクライミング・スピードクライミングに最適なシューズ。

;サイズ的な情報も記載しておきます。私は普段の靴は25.5cmです。コブラは薄い靴下を履いて38hがベストかなと思っています。すごく攻めていた時は37hを履いたりしたこともありますが、伸びるまですごく痛いし、履いていられる時間も短いです。今はそこまで小さいシューズを履く必要もないかなということで、クラミングジムで無理せず履けるサイズにしています。それでもは靴が伸びるまで結構冷や汗かいたり。実は今回39を買いました。かなり前にも購入したことがあって、その時は流石に大きいなと思ったのですが、昔と違って最近は靴下を使っているのでどうかなと。楽々ボルダリングのために再チャレンジです。実はまだ商品が届いていないので、届いたらまたレビュー追加します。

※各ポイント別の総合評価を■で、シューズに対する各テスターごとの総合評価を★で採点。いずれも5つで最高点となります。当記事は「ROCK&SNOW093」の記事を一部編集し、掲載しています


ノーエッジシューズの特徴だと思いますが、まじで足裏感覚が良いです。足のつま先とホールド(岩)との距離が近いのと、柔らかいためだと思います。

足に対して素直なシェイプで、強烈な個性こそ発揮していないがオールラウンドに使用できる。爪先からヒールにかけてワンパーツで構成されているソール、最も多用する親指を覆うようにデザインされたランドラバー、フック時の安定性とアッパーの剛性を感じるラバーパーツや低くデザインされたアッパーにより、剛性感が高いとの印象を受けた。

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なにより印象的なのがソール。XSエッジを使っているのだが、折り曲げたときの感触が低反発素材のようで、粘り気のある復元の仕方をする。履いた感じも粘り気のあるしっとりした接地感がすばらしい。エッジングもスメアもとてもよく効き、本当にXSエッジなのかと確認したほど。最もこのソールの性能を引き出したシューズだと思う。すべてにバランスがとれていて、間違いなく名シューズになるだろう。

LA SPORTIVA (ラ スポルティバ )・Calze GM®(カルツェ ジーエム)公式通販サイト.

名作ソリューションは、僕も愛用していた一足であるが、使用感はそのままに、細部を現代のスポーツクライミング的な仕様に仕上げてきた。剛性があり、くぼみが特徴の鉤爪状の爪先のかき込みは健在で、細かいエッジをしっかり捉えることができる。変更されている点としては、全体的に柔らかさが増していて、スメアやボテにも対応できる。

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ただ、走り回るような課題が多い現在のコンペやインドアシーンで、この鉤爪状の足先は少しやりづらいように感じる。面ファスナーの作りも同様で、かさがない分じゃまにならないが、ちぎれやすいのだけは、そろそろ改善してほしい。アイコンだったヒールは一体型ではなくなったものの、旧モデル同様、かかとがフィットする、しないにかかわらず、よく掛かる。全体にさすがの完成度であるのは疑いようがない。

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コンペティション用モデルということなのか、手に持つと従来のソリューションより軽い。ラバーパーツを薄くすることにより実現している軽量化だと思う。実際、底面やヒールカップに従来のモデルより柔軟性を感じた。もちろん極限まで薄いというわけではないので、剛性感を損なうというレベルではない。

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飾り気を廃した求道者的シューズ。大人気だったニューゼロを開発した竹内俊明氏が、瑞牆の高難度課題を登るためにエッジング性能に重点を置いて開発したといい、岩場で最も真価を発揮するタイプ。

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所感:現在の本気トライ用シューズ。購入当初は履くのに苦労したが、一度足が入ってしまえばボックス構造が大きめなのでわりかし快適。フェースの極小スタンスにも乗り込めるし、強傾斜でもホールドに点で触れていれば足が切れない。大体のルートはこれでこなせる優等生的な存在。これで足が切れたり、乗り込めないのなら実力不足だと諦めが付く。しいて言えば、スラブだけはラが圧倒的に有利なので使わない。粘り気のあるソールなので一気に減りそうだし。ヒールは真下に引く系だとシューズが撓(たわ)んで足裏が浮く感じ、というか脱げそうな感覚があるので好き嫌い分かれるかも。押し付ける・乗り込むヒールはHFラバーのおかげもあり安定感がある。

スピードクライミングのコンペ向けに設計された初のシューズ! 定価 25,300円(税込). 販売価格 22,800円(税込).

強めのダウントウの一枚ソールを採用し、靴全体でしっかりエッジングできる。何度も変更したというミッドソールのバランスもとてもよく、初期動作は柔らかく曲がるものの、踏み込むにつれ急激にコシが出て極小エッジもしっかり捉え続けることができる。トウラバーもヒールまわりも性能重視で、まったく飾り気がなく、上級者がカスタマイズしたかのよう。純粋に登るためだけに作り込んだコアなシューズといった感じ。

COBRA 4:99 | LA SPORTIVA(スポルティバジャパン公式サイト)

エッジングという基本的で最も多用するフットワークに対して、シンプルに答えを出してきたハードシューズ。一体型で非常に硬い剛性をもつソールはエッジングに、鉤爪状のダウントウはかき込みに優れているのは確かなのだが、それを強くサポートしているのは太いランドラバーと、互い違いに締める面ファスナー。この面ファスナーはレースアップのような拘束力があり、特に足先の面ファスナーが、足指を握り込んだ際に力の一切を逃がさず、ホールドに的確に力を伝えることができる。

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また、ソールラバーは剛性がありながらも、フリクションが非常にいい。ヒールはこれまたかなりの剛性で、立てて置くようなヒールが特に信頼感抜群だった。ただ、ガチガチに硬いわけではなく、シャンクの絶妙な中程度の剛性が靴全体のバランスのよさを決定づけている。もちろん花崗岩で使いたい。

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ポリウレタンのハニカムセルをインジェクション製法で一体化させたアッパーにより、軽さ、強度、そしてこれまでにない通気性を実現する“ナノセル・テクノロジー”は、スポルティバ独自の最新技術です。