嘉手納基地に「コブラボール」飛来、米オファット空軍基地所属 沖縄 ..


昨今の情勢とは無関係に、以前から決まっていた1人旅だったのですが、4月に入ってからの様々なニュースを見て


遠征撮影レポート H29.4 嘉手納飛行場 コブラボール現る


沖縄県の嘉手納基地に着陸し、誘導路をタキシングする米空軍のRC135Sコブラボール電子偵察機。RC135は、ボーイング707旅客機と同じフレームで開発されたC135輸送機をベースにした電子偵察機で、2017会計年度で米空軍は22機を運用している。RC135Sコブラボールは、その中でも弾道ミサイルに関するデータの収集と分析を行うことができる複合情報収集任務機で、米空軍も3機しか保有していない。3機とも米ネブラスカ州オファット空軍基地に本拠を置く第55航空団第45偵察飛行隊に所属しているが、北朝鮮でミサイル発射の兆候があるたびに極東に派遣され、情報収集を行っている。

RC135Sは全長41.1メートル、全幅39.9メートル、F108CF201ターボファンエンジンを4基搭載し、巡航速力が時速805キロ、航続距離は6500キロメートルに及ぶ。搭載しているセンサー類についての情報は詳しく公表されていないが、ミサイルの噴射炎を光学分析してロケットエンジンの性能を把握したり、地上からミサイルに向けて送られる指令電波から誘導システムの実態を調べたりする能力があるとみられる。右側の2基のエンジンナセルと右主翼の上面が黒く塗装されているのは、光学センサーによる情報収集のためとみられるが、正確な理由は不明。米国の安全保障にとって欠くべからざる存在で、機体寿命を延ばす改修やエンジン換装による飛行性能の向上が図られているほか、センサーや通信機器類は恒常的にアップデータが行われている(2012年12月日) 【EPA=時事】

嘉手納基地は沖縄県中部に存在するアジアでも最大規模と言われる米軍飛行場で、その面積は約20平方km。横田基地と比較しても2.8倍の広さという、とてつもなく巨大な飛行場です。

米軍RC135Sコブラボールが嘉手納で離着陸 北朝鮮ミサイル発射の5日

午前中に到着して、最初に飛び立ったのは82偵察隊のRC-135。
レジ番号より、電子情報収集用のRC-135Wリベットジョイントと推測されます。

弾道ミサイルやロケットの探知・追跡に特化したアメリカ軍の偵察機「コブラボール」が5月27日夜、沖縄県の嘉手納基地から飛び立った。その約3時間後、北朝鮮は軍事偵察衛星「万里鏡1-1」号を新型ロケットに搭載して打ち上げたものの、空中爆発し、早々に発射失敗を発表した。

米軍RC135Sコブラボールが嘉手納で離着陸 北朝鮮ミサイル発射の5日 - 琉球新報デジタル.

先週土曜日(3月30日)の夜、沖縄の嘉手納米空軍基地に米空軍偵察機RC-135Sがインド洋のディエゴガルシア基地から飛来した。

去年1年間に、少なくとも59発の弾道ミサイルを発射し、ことしに入ってからも元日に1発を発射するなど北朝鮮によるミサイル発射が相次ぐ中、26日夜、沖縄県の嘉手納基地にミサイル追尾電子偵察機が、飛来したのが確認されました。

ボーイング™ RC-135S コブラボール 限定版 大型マホガニーモデル

防衛省によりますと、北朝鮮は、去年1年間に少なくとも59発の弾道ミサイルを発射しており、ことしに入ってからは元日に1発を発射しています。そうした中、アメリカ空軍のミサイル追尾電子偵察機RCー135S、通称「コブラボール」が26日午後8時すぎに沖縄本島中部のアメリカ軍嘉手納基地に飛来しました。

「コブラボール」は世界に3機しかない弾道ミサイルに関するデータの収集や分析を行う特別な偵察機で、北朝鮮などのミサイル発射の兆候がある際にアメリカの空軍基地から派遣されて飛来することが多く、警戒が強まっています。

北朝鮮をめぐっては先月26日から6日間にわたって行われた党中央委員会の総会で金正恩総書記が新たなICBM=大陸間弾道ミサイルの開発を進めると共に、近く初の軍事偵察衛星を打ち上げる方針も明らかにしています。また、金正恩総書記の妹、与正氏も先月、ICBMを今後、通常の角度で発射する可能性を示唆しています。


米空軍ミサイル観測機「コブラボール」など相次ぎ離陸 北朝鮮を警戒・監視か

問題の海域の上空を飛行していたのは、米空軍が3機のみ保有しているRC-135S偵察機、通称「コブラボール」のうちの1機だ。弾道ミサイルの光学/電子情報を収集する能力を持つ偵察機で、主に北朝鮮のミサイルの動きや発射の兆候を監視するために使用されている。

一時展開している電子偵察機RC135S(コブラボール)が警戒を強めている。

弾道ミサイルに関するデータ収集や分析を任務とする、アメリカ空軍の「コブラボール」が嘉手納基地に飛来しました。飛来したのはアメリカ・ネブラスカ州オファット空軍基地に所属するミサイル観測機RC―135S「コブ…

[横田基地] 台風避難組の帰投 RC-135Sコブラボール 、E-3セントリー

この機体は、いわゆる「コブラボール」ではなく、普段から嘉手納に所属している機体とのことです。

嘉手納基地に「コブラボール」飛来 弾道ミサイル観測機RC135S 沖縄

このときのコブラボールの動向について、アメリカの国営メディア「ボイス・オブ・アメリカ(VOA)」の韓国語版は、北朝鮮の偵察衛星の打ち上げ直前、第1段の着水域で待機していたことを明らかにした。

弾道ミサイル光学電子情報収集機 RC135Sコブラボール ..

韓国のMBCニュースは14日、オープンソースの飛行データを引用して、12月10日にコブラボール2機が沖縄の嘉手納基地にある前方作戦拠点から日本海(東海)に向けて飛び立ったと報じた。

北朝鮮『軍事衛星』を警戒か コブラボールやリベットジョイントなど偵察機が相次ぎ飛行

どちらの機体も夕方に撤収するまで帰ってこなかったので、違う基地へ向かったか、あるいは「何処か」に張り付いて情報収集任務にあたっていると思われます。

嘉手納基地にコブラボールが離着陸 北朝鮮やロシアのミサイル性能探る機体 ..

「コブラボール」と呼ばれているRC-135Sは、高性能電子・光学機器を搭載しており、発射された弾道ミサイルの各種データ(MASINTと呼ばれる)をリアルタイムで収集する偵察機である。極めて特殊な任務をこなす偵察機で、米空軍は3機のRC-135S コブラボールを運用している。

米空軍電子偵察機「RC-135 コブラボール」が日本海上空を連日飛行…監視対象は戒厳騒ぎがあっ..

そして何故か機番も部隊マークも全く書かれていないIRAN帰りの自衛隊機みたいな尾翼・・・謎は深まるばかり。

[4K]横田基地 RC-135S コブラボール 弾道ミサイルの光学 ..

正直、この空中給油機を見るだけでも、米空軍が如何に桁違いの戦力を保有しているかが分かります。
航空自衛隊の保有する空中給油機(KC-767)の全数に匹敵する数が、米軍にとっては「1日のフライト数」な訳ですから。規模が違いすぎます…

電子偵察機離陸3連発! RC-135S/W コブラボール/リベットジョイント 横田基地

真っ黒で不気味なエンジンナセル。
ニュースなどで名前を聞いたことがある方も多いのではないでしょうか。
弾道ミサイル観測機RC-135S、通称「コブラボール」です。

米空軍電子偵察機「RC-135 コブラボール」が日本海上 ..

コブラボールにより収集されたデータは弾道ミサイル防衛にとって極めて重要である。米ソ冷戦期には、コブラボールは戦略航空軍団に所属してアリューシャン列島のシェミア島空軍基地に常駐し、ソ連の大陸間弾道ミサイル発射実験や弾道ミサイル攻撃に備えていた。現在は、航空戦闘軍団の第55航空団に所属し、ネブラスカ州のオファット空軍基地を本拠地としている。

米空軍電子偵察機「RC-135 コブラボール」が日本海上空を連日飛行…監視対象は戒厳騒ぎがあった韓国か?!

これが嘉手納に飛来しているということは、アジアにおいて、弾道ミサイル発射の危機が高まっているということ。
しかも今回は自分が午前中に到着してからは離陸を見ておらず、着陸だけ。
撮影はお昼過ぎでしたので、恐らく「観測任務」の帰りなのではないでしょうか。

米偵察機「コブラボール」が3日連続で東海出撃 | Joongang Ilbo

なお大気観測機WC-135コンスタントフェニックスも、嘉手納へ展開しているとの情報がありましたが、この日は姿を見ることがありませんでした。

「コブラボール」の記事一覧 · 【速報】寒さ本番の沖縄で桜が開花 全国初、平年より11日早く 那覇市の末吉公園

コブラボールは弾道ミサイル探知と情報収集という高度に専門的な任務を担当するため、第45偵察飛行隊と第97諜報飛行隊(ともに第55航空団に所属する)からの要員によって運用されている。ちなみに沖縄の嘉手納基地には、北朝鮮や中国の弾道ミサイルに対する警戒や情報収集に際してコブラボールに乗り込むために、第97諜報飛行隊のアナリストが配属されている。

RC-135S COBRA BALL > Air Force > Fact Sheet Display

コブラボールが作戦中に収集するデータは、国家安全保障問題担当大統領補佐官、国防長官、戦略軍司令官に直接伝達され、アメリカの安全保障における最高レベルの意思決定に直接反映される最重要情報の1つとみなされている。

これら6機のM型は1978年以降順次RC-135Wへとコンバートされた。 ..

能勢伸之上席解説委員:
本来行動を秘匿すべきコブラボールの動向を、アメリカ政府に所属する機関が明かすことはめったにありません。その行動があらわになっていたのなら、コブラボールは民間機のようにあえて飛行中に電波を出すことで北朝鮮に自分の位置をさらけ出し、発射をけん制していたのでしょう。

米電子偵察機「コブラボール」が日本海上空を連日飛行 監視対象は戒厳騒ぎがあった韓国か? 2024.12.18

能勢伸之上席解説委員:
液体酸素は、ー183℃以下で取り扱わなければならず、気化すると体積は800倍に膨れるとされており、液体酸素がきちんとコントロールできなければ、ロケットの中で爆発的に膨れ上がりかねません。
2023年9月の金正恩総書記とプーチン大統領の合意により、北朝鮮のロケットエンジンの燃焼試験をロシアの多数の技術者が支援したとの報道もあります。北朝鮮が、ロシアの関与が打ち上げ失敗につながったと見なすのか、今後の両者の関係性が注目されます。