ファイザ― 抗菌剤ジスロマックの注射用製剤発売 重症肺炎の選択肢に ..


新型コロナウイルス性肺炎時に細菌性肺炎(誤嚥性肺炎)を発症すると重篤化します。原因菌は口腔内の歯周病菌です。重篤な全身疾患の患者さんが亡くなる時の原因の多くは細菌性肺炎ですが、新型コロナウイルス感染症も同様の事態が発生しています。また、歯周病菌はサイトカインストームの原因になっていると考えられます。
この様に、新型コロナウイルス感染症の重症化には歯周病菌が関与していると考えられますから、日頃からの口腔ケアが非常に大事です。また、ウイルス性肺炎は治癒後も瘢痕化しますから、感染を防ぐことが何よりも大事です。


ジスロマック点滴静注用500mg/アジスロマイシン水和物注射用の効果効能・副作用・禁忌など、薬剤基本情報を掲載しています。

【11.1.1】ショック,アナフィラキシー〔呼吸困難,喘鳴,血管浮腫等が発現。また,アジスロマイシンは組織内半減期が長いことから,これらの副作用の治療中止後に再発する可能性があるので注意。[8.2参照]〕【11.1.2】中毒性表皮壊死融解症(Toxic Epidermal Necrolysis:TEN),皮膚粘膜眼症候群(Stevens-Johnson症候群),急性汎発性発疹性膿疱症〔投与中止。副腎皮質ホルモン剤を投与。これらの副作用はアジスロマイシンの投与中又は投与終了後1週間以内に発現しているので,投与終了後も注意。また,アジスロマイシンは組織内半減期が長いことから,これらの副作用の治療中止後に再発する可能性があるので注意。[8.3参照]〕【11.1.3】薬剤性過敏症症候群〔初期症状として発疹,発熱がみられ,更に肝機能障害,リンパ節腫脹,白血球増加,好酸球増多,異型リンパ球出現等を伴う遅発性の重篤な過敏症状が発現。なお,ヒトヘルペスウイルス6(HHV-6)等のウイルスの再活性化を伴うことが多く,投与中止後も発疹,発熱,肝機能障害等の症状が再燃あるいは遷延化することがあるので注意〕【11.1.4】肝炎,肝機能障害,黄疸,肝不全【11.1.5】急性腎障害〔乏尿等の症状や血中クレアチニン値上昇等の腎機能低下所見が認められた場合には投与中止〕【11.1.6】偽膜性大腸炎,出血性大腸炎〔偽膜性大腸炎,出血性大腸炎等の重篤な大腸炎が発現。腹痛,頻回の下痢,血便等が現れた場合にはただちに投与中止〕【11.1.7】間質性肺炎,好酸球性肺炎〔発熱,咳嗽,呼吸困難,胸部X線異常,好酸球増多等を伴う間質性肺炎,好酸球性肺炎が発現。投与中止。副腎皮質ホルモン剤を投与〕【11.1.8】QT延長,心室性頻脈(torsade de pointesを含む)〔QT延長等の心疾患のある患者には特に注意。[9.1.2参照]〕【11.1.9】白血球減少,顆粒球減少,血小板減少〔[9.7.2参照]〕【11.1.10】横紋筋融解症〔筋肉痛,脱力感,CK上昇,血中及び尿中ミオグロビン上昇等が現れた場合には投与中止。また,横紋筋融解症による急性腎障害の発症に注意〕

新型コロナウイルスの主な感染路は、口、鼻、眼です。舌には感染のレセプターが多く、歯周病菌の酵素(プロテアーゼ等)によってウイルスが侵入しやすくなります。口腔ケアはインフルエンザの発症を大幅(10分の1)に下げますが、新型コロナへの予防効果がどれくらいかはまだ分かっていません。しかし、重症化予防のためにもご家族を含めて丁寧な歯磨きを行って下さい。3DSを行っている人は毎日実施して下さい。

○治療マクロライド系抗生物質(エリスロシン、クラリス、ジスロマックなど)が有効です。

本剤は細菌の増殖を効果的に抑制し、多様な呼吸器系病原体に対して卓越した効果を発揮します。その作用機序は、細菌のタンパク質合成を阻害することで病原体の繁殖を防ぐことにあります。

こうした特徴的な性質が、アジスロマイシンの臨床的価値を高め、多様な感染症に対する効果的な治療を可能にしています。

ジスロマック点滴静注用500mgの効果・効能・副作用 | 薬剤情報

アジスロマイシンの作用機序は、細菌のタンパク質合成過程に介入することで抗菌効果を発揮します。

このメカニズムにより、細菌の増殖を効果的に抑制し、最終的には病原体の死滅をもたらします。

ジスロマック錠 250mg、ジスロマック細粒小児用 10%、ジスロマッ.

アジスロマイシンの特筆すべき点は、その高い組織親和性と長い半減期にあり、これらの特性が薬剤の持続的な効果と治療の簡便性を実現しています。

(3) 臨床症状の改善など経口投与可能と医師が判断した場合は、アジスロマイシン錠に切り替えることができる。なお、本剤からアジスロマイシン錠に切り替えた臨床試験は、医師が経口投与可能と判断した時点で、本剤からアジスロマイシン錠に切り替え、本剤の投与期間は2~5日間、総投与期間は合計7~10日間で実施され、総投与期間として10日間を超える投与経験は少ない。本剤からアジスロマイシン錠へ切り替え、総投与期間が10日間を超える場合は、経過観察を十分行うこと。(「臨床成績」の項参照)


『ジスロマック』は1日、もしくは3日間のみの短期間高容量で投与するお薬 ..

新型コロナウイルス感染症は細菌性肺炎を併発すると重篤化します。細菌性肺炎には有効な薬剤(抗生剤や消炎剤等)がありますから、早めに内科を受診し、ジスロマックなどを服用して下さい。新型コロナウイルス治療の現場では、抗生剤、抗ウイルス剤、消炎剤等が使用されていますが、細菌性肺炎の初期であればジスロマック等のマクロライド系の抗生剤が有効と考えます。ペニシリン系は抗菌スペクトルが広いですが、耐性菌の多さが問題です。

当院ではマイコプラズマ感染症が疑われ、かつマクロライド系の抗生剤(ジョサマイシシロップ®やジスロマック ..

発熱、咳(せき)、鼻水などの症状があり、特に咳は、最初乾いた咳から痰の絡んだ咳になり、2週間程度続きます。マイコプラズマは、乳幼児では風邪のような症状ですが、学童期以降や大人の場合は肺炎を起こします。
マイコプラズマは細菌ですので、細菌を殺す抗菌薬による治療が効果を発揮します。しかし、マイコプラズマに効く抗菌薬は、マクロライド系抗菌薬(エリスロシン、クラリス、クラリシッド、ジスロマックなど)、テトラサイクリン系抗菌薬(ミノマイシンなど)、ニューキノロン系抗菌薬(クラビット、オゼックスなど)に限られます。抗菌薬が効きにくいマイコプラズマが増えています。大人では多くないのですが、子どもでは既に90%近くが、マクロライド系抗菌薬が効かないと言われています。

(参考2) ジスロマック点滴静注用 500mg 添付文書 (抜粋)

アジスロマイシンは、幅広い抗菌スペクトルを誇り、多岐にわたる病原菌に対して強力な効果を示します。

マイコプラズマ肺炎と薬の副作用|北区上中里、尾久、梶原の歯医者

(2) 本剤の投与期間として5日間を超える投与経験は少ないことから、投与期間が5日間を超える場合は、経過観察を十分行うこと。

肺炎の場合(肺炎球菌、インフルエンザ菌)にはセ⓶世代を、①世代は効果 ..

マイコプラズマ肺炎は、自然にも治りますが、抗菌薬で症状を軽くすることができます。そのため子どもでは、テトラサイクリン系抗菌薬、ニューキノロン系抗菌薬の効果があると考えられます。
しかし、テトラサイクリン系抗菌薬は、8歳以下の子どもに、2週間以上長く使用すると歯が黄色くなったり、骨の発達に影響を受けると言われています。短期間で適切に使用するのであれば、副作用はかなり少なくなります。
ニューキノロン系抗菌薬も、関節への影響から子どもにあまり使用されませんが、最近、子どもに安全なニューキノロン系抗菌薬があります。

深在性皮膚感染症、リンパ管・リンパ節炎、咽頭・喉頭炎、扁桃炎(扁桃周囲

特に呼吸器感染症の主要な起炎菌に対して卓越した効果を発揮することから、呼吸器疾患の治療において重要な選択肢となっています。

ジスロマック錠250mg | くすりのしおり : 患者向け情報

肺炎球菌や連鎖球菌といったグラム陽性菌、インフルエンザ菌やモラクセラ・カタラーリスなどのグラム陰性菌、さらにマイコプラズマやクラミジアといった非定型病原体まで、その効果は広範囲に及びます。

医療用医薬品 : ジスロマック (ジスロマック点滴静注用500mg)

アジスロマイシン水和物は、その独自の薬物動態と広範な抗菌スペクトルにより、多様な感染症の治療に優れた効果を示します。

ジスロマック錠(250)、ジスロマック点滴静注用(500)、ほか後発品あり ..

主な適応症として、咽頭・喉頭炎、急性気管支炎、肺炎(市中感染肺炎)、中耳炎、副鼻腔炎などが挙げられ、これらの疾患に対して高い臨床効果が多くの研究で実証されています。

・非定型肺炎=マイコプラズマ肺炎、クラミジア肺炎、オウム病、レジオネラ肺炎

例えば、市中感染肺炎に対しては90%以上の有効率、急性気管支炎では85%程度の症状改善、副鼻腔炎においては80%以上の治癒率が報告されており、その高い治療効果が裏付けられています。

・非定型肺炎は、市中肺炎の約 15%程度を占める(Intern Med 2013;52:317-324)

【1】尿道炎・子宮頸管炎,肺炎,骨盤内炎症性疾患を除く感染症:(1)本剤で治療開始し,4日目以降でも臨床症状が不変又は悪化の場合,医師の判断で適切な他剤に変更。(2)外国の臨床における体内動態試験の成績から,本剤500mgを1日1回3日間経口投与することにより,感受性菌に対して有効な組織内濃度が約7日間持続することが予測されているので,治療に必要な投与期間は3日間とする。【2】尿道炎・子宮頸管炎:(1)投与開始後2~4週間は経過観察し,効果を判定。(2)本剤1000mgを1回投与することにより,アジスロマイシン感性のトラコーマクラミジア(クラミジア・トラコマティス)に対し有効な組織内濃度が約10日間持続することが予測されているので,治療に必要な投与回数は1回とする。【3】肺炎:(1)本剤で治療開始し,4日目以降でも臨床症状が不変又は悪化の場合,医師の判断で適切な他剤に変更。(2)アジスロマイシン注射剤から本剤に切り替える場合,症状に応じ投与期間変更可。

[PDF] 小児肺炎マイコプラズマ肺炎の診断と治療に関する考え方

アジスロマイシンの特徴的な薬物動態は、治療効果の向上のみならず、患者の利便性にも大きく貢献します。

わが国では 2011 年中頃より肺炎マイコプラズマ感染症が大流行し、その流行は 2012

高い組織移行性により感染部位に長時間留まることで持続的な抗菌作用を発揮し、治療効果を最大化します。

【歩く肺炎】マイコプラズマって、いったいどんな病気? | 医師ブログ

この投与法により、効果的な血中濃度を維持しつつ、服薬の負担を軽減できます。

肺炎なのに体力がそれほど落ちず、マスコミでも最近「歩く肺炎 ..

小児患者の場合、体重に応じて用量を細かく調整し、10mg/kgを1日1回、3日間連続投与するのが標準的です。この方法で、子どもの体格差に対応しながら、適切な治療効果を得られます。