【試打&評価】コブラ DARKSPEED ダークスピード ユーティリティ
飛距離性能よりも操作性の高さと、左へミスが出ない点が評価できるクラブで、ここ一番でのひっかけが出ないユーティリティ
【ギア情報・評価】ダークスピード ユーティリティ(コブラゴルフ)
高初速で飛ぶと評判のエアロジェットシリーズですが、ユーティリティも飛距離が優秀です。
このことからも、このモデルは大多数にアピールする可能性が最も高く、3モデルで最も売れそうだ。「LS」の恩恵を受けられるだけの初速が自分にあるかどうか不明で、「MAX」のドローバイアスは必要ないという場合は「DARKSPEED X」は無難な選択だろう。素材に関しては、「17-4ステンレススチール」のボディにカーボンクラウン、「475ステンレススチール」のフェースという構造。必要な主要テクノロジー(『パワーブリッジ』および『パワーシェル H.O.T. フェース』)に加え、「DARKSPEED X」のウエイト構成はシンプルだ。ソールの最後部に3gのウエイトが1つあるだけ。また、コブラの『MyFly8』可変スリーブを使用してロフト角(+/- 1.5度)と打ち出し角(ライ角)を調整できる。コブラ「DARKSPEED X」は、3番+/15度、3番HF /16.5度、5番/18度、7番/21度から選択可能。
アドレス時に「DARKSPEED MAX」と「X」を見分けるのは難しいかもしれないが、裏返してみればその判別は簡単だ。「MAX」はドローバイアスモデルとして、2つのウエイトシステム(リアに1つ、ヒールに1つ)を備えている。そしてお察しの通り、ドローバイアスのクラブである決定的証拠は、ヒールに追加のウエイト/質量があることだ。標準のウエイト構成では、リアポートにより重い15gのウエイトが配置され、ヒールには3g配置されている。それでもなおスライスが完全に改善されない場合は、ウエイトを入れ替えて、ヒールを15gにすることでドローバイアスを最大にする。同条件下であれば、「DARKSPEED MAX」は3モデル中で最も高弾道となり、ヘッドスピードが遅いゴルファーにとって最大のメリットがあるはずだ。コブラ「DARKSPEED MAX」は、3番/15.5度、5番/18.5度、7番/21.5度から選択可能。レディース用、ジュニア用もある。
<日本での純正シャフト・グリップ>【DARKSPEED LS(ダークスピードLS)」フェアウェイウッド】シャフト:・①オリジナル TOUR AD for Cobra (SR / S) ・②SPEEDER NX BLACK 60 (S) ・③TOUR AD VF 6 (S) ・④DIAMANA WB 63 (S) 本体価格:①57,000円 ②~④73,000円
グリップ:・ラムキン社製クロスラインブラック60R
【コブラ「DARKSPEED X(ダークスピードX)」フェアウェイウッド】シャフト:・①オリジナルSPEEDER NX for Cobra (R / SR / S)・②オリジナル TOUR AD for Cobra (SR / S)・③SPEEDER NX BLACK 50 (S)・④TOUR AD VF 5 (S)・⑤DIAMANA WB 53 (S)本体価格:①② 47,000円 ③④⑤ 63,000円
グリップ:・①ラムキン社製クロスラインブラック60R・② ~ ⑤ラムキン社製ブラックシルバー60R(②、③、④、⑤)
【コブラ「DARKSPEED MAX(ダークスピード マックス)」フェアウェイウッド】シャフト:・①オリジナル SPEEDER NX for COBRA (R / SR / S)・②オリジナル TOUR AD for COBRA (SR / S)本体価格:47,000円
グリップ:・①ラムキン社製クロスラインブラック60R・②ラムキン社製ブラックシルバー60R
2024年3月9日発売予定で、現在先行予約受付中。
「DARKSPEED」ハイブリッド(ワンレングスモデルを別にすれば、厳密には2つのモデル)は基本的に、「DARKSPEED MAX」と「X」フェアウェイウッドと同じ主要テクノロジーと素材を備えた“万人向け”の製品であるため、ここではざっくり紹介するに留める。ハイブリッドにおける主な違いは、それぞれのモデルが個別の(調整不可能な)ロフト構成になっているということ。そしてもちろん、「ワンレングスハイブリッド」はすべてのロフトで同じ長さだ。コブラによれば、「AEROJET」と比べて「DARKSPEED」は打ち出し角が1.3度高くなることで飛距離が1〜2段階伸びるという。
コブラ「ダークスピード シリーズ」フェアウェイウッド3モデル【レビュー企画】 -「スポナビゴルフ」の動画再生ページです。
我々の「クラブ性能テスト」が一段落する頃には、コブラの「DARKSPEED(ダークスピード)」フェアウェイウッドとハイブリッドが、業界最高の性能を誇るブランドたちと肩を並べていたとしても何ら不思議ではない。
「フェアウェイウッドテスト」2022年トップ、2023年4位のコブラから新作「DARKSPEED(ダークスピード)」登場!暗黒に秘められた優れた性能とは?
コブラ・ダークスピードドライバー3モデル試打評価(2024年)
コブラ ダークスピード ユーティリティ は、低スピンの風に負けない強い弾道が打てます。
飛距離性能はトップレベル。
構えやすく、振り抜きやすい。打感は素晴らしい。
フェース下部のミスに寛容で、トップ気味でも許容範囲に収まってくれます。
アスリートも満足できる味付けです。欠点は見当たりません。
「今回、僕が打った3本では、飛距離的にコブラ〈ダークスピード〉ユーティリティが一番飛びました。ヘッドスピードがある程度速いアスリートゴルファーに特に恩恵があるモデルですね。ダウンスイングで加速する感じ、そしてボール初速の速さは素晴らしい仕上がり。見た目のスタイリッシュなブラックも好みです」と関は〈ダークスピード〉ユーティリティのポテンシャルの高さを語った。
AI設計による「パワーシェルH.O.Tフェース」によってミスヒットにもより強くなった〈ダークスピード〉ユーティリティ。「パワーブリッジ&ソールウェイト」がもたらす高弾道でしっかりターゲットをとらえられる。
「コブラはその見た目のシャープさなど一見難しいイメージがあると思いますが、ある程度打てるアベレージゴルファーであれば問題なく扱えます。本国アメリカでは当たり前のように大人気のトップブランド。ですから、今回の〈ダークスピード〉シリーズは日本でも注目度が高まっています」(浅賀氏)
小ぶりで扱いやすいユーティリティです。 見た目も真っ黒でとてもカッコいいです! ヘッドカバー もgood
「〈G430〉ハイブリッドは2022年11月の発売から、好調に売れ続けていますね。ピンユーザーはもちろん、口コミによって着実に広がっていっているようです」とヴィクトリアゴルフ六本木ヒルズ店でゴルフクラブアドバイザーを務める浅賀裕之氏は語る。G430シリーズ自体がロングセラーを続けている中、完成度の高いユーティリティとして地位を確立していると言っても過言ではないようだ。
その〈G430〉ハイブリッドはドライバー同様、8層のカーボンをクラウンに採用し軽量化した「カーボンフライ・ラップ・テクノロジー」による低重心設計。フェース部分はフェース面積が拡大した「フェース・ラップ・テクノロジー」と新バルジ&ロール設計により、上下のミスヒットにも強くなった「スピンシステンシー・テクノロジー」でサイドスピンを抑えたストレートボールがオートマティックに打てる。
G430シリーズ自体を「非常に完成度の高いクラブ」と高評価するスイングコーチ・関浩太郎は「〈G430〉シリーズは個人的に“世界一曲がらないクラブ”と実感しています。フィッティングをしていても『なぜこのスイングで曲がらないんだろう?』と疑問に思ってしまうくらい、その直進性は秀逸。そのユーティリティである〈G430〉ハイブリッドなら、もちろん文句なしに曲がらないので、安心して狙ったところに打っていけます。アマチュアはもちろん、プロでも使えるオールマイティさも魅力でしょう」と太鼓判を押した。
弾道が強く、直進性も高い。
標準シャフトのADは元調子好きには振りやすい。
パーオン率が上がった。
グリーン周りから転がす時にも使っています。
コブラはドライバー、フェアウェイウッド、ユーティリティー
ともコスパは最高だと思う。
他のメーカーの価格が高くなり過ぎているので余計にそう思う。打感も良い。
他のメンバーと被らないのも良い。
U4、U5の二本を使用中。